Walking in Praha
チェコに来たからには生マリオネットを見なくちゃ

2014.2.7 / Czech Republic(Praha) 本日 自転車0km走行 : Total 50203km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→ケバブ 夕飯→ポーク / 宿→ジャン(ホンザ)&エヴァさん宅

(English)
Today I stayed in Praha too. I walk in Praha town all day long.


 プラハの街自体にはやはり興味を持ちきれないのだが、ジャン宅でお世話になって、チェコ人の生活っぷりを垣間見るのが面白かったし、チェコアニメの原型となったマリオネットには興味があったので、今日、もう一日延泊させてもらうことに。

 さてさて、平日の本日、当然仕事があるジャンだったが・・・「夜になったら時間ができるよ。連れて行きたいところがあるから夜に合流しよう」と言ってくれたので、夜に、プラハの街で待合わせて、一緒に行動することに。

 それまでは、一人でプラハの街をブラブラ散歩。

 プラハの街には、観光客目当てのレストランやお土産屋が軒を連ねて並んでいる。地元の人が食べる食堂で食べ、お土産はほとんど買わないオイラは、普段なら、こんなふうに並んでいる観光客向けのお店はスルーするところなのだが・・・プラハの街のお土産屋のウィンドウには、他の街では決して見ることのない、素敵なマリオネットたちが所狭しと置いてありまして。簡易つくりの安物から、精巧に作られためっちゃ高そうなものまで、さまざまなバリエーションのマリオネットが、街のあちこちにみられる。さすが、マリオネットの国。これこれ、これを見に来たんですよと、珍しくテンション高く、お土産屋巡りをするオイラ。

 そんな感じでマリオネット巡りをしていたら、当然、マリオネットに興味があるヤツだと思われ、「夕刻にマリオネット劇があるんだけど、見ないか?」と客引きのお兄さんに声をかけられた。ちょっと値段が高めだったので、どうしようかなぁと悩んでいたら「特別に学生料金で入れてあげるよ」と言われたので、チケットを買って見てみることに。見たマリオネット劇は<ドン・ジョバンニ>。結構有名なオペラ劇だ。これを生身の人間ではなく、マリオネットでやるというこの舞台、幕が開け、鮮やかな動きをするマリオネットが登場して、演じ始めた時は、見慣れないものだったということもあり、テンション上がって食い入るようにしてみていたのだが・・・なにせ長いこの劇。言葉が分からないし、予習不足からストーリーも分からないので、ついていけなくなり、少々退屈しはじめたところで、ウツラウツラと寝てしまい、さらについていけなくなってしまいまして。

 う~ん、マリオネット劇はまぁ、まぁまぁでした。

 そんなマリオネット劇を見終わった後、野良Wifiをひろって、メールチェックしたところ・・・なんと、ブダペストで出会ったケンジさん一家から、ちょうど今プラハに来ているから会えないかな?という連絡が入ってまして。どうやら、ケンジさん一家も今、プラハの街をブラブラしているらしい。どうやら観光名所である時計台近くのインフォメーションからメールを打ってくれたようなので、慌ててそこへ行ってみたら・・・元気にはしゃぎまくるシンノスケくんを発見。いやぁ、ネットの時代ってスゴイですな。こんな感じで、いきなりの連絡でも、会えちゃったりするんですから。

 そんなケンジさんたちとチェコビールを飲みながら夕飯を食べながら、旅の思い出話で盛り上がる。そして、ケンジさんたちと別れ、ジャンとの待ち合わせ場所へ。

 で、ジャンが連れて行ってくれたのが、皮細工工房だった。どうやら、ジャンとエヴァさんは今皮細工にハマッているらしい。週4日くらいは、この皮細工工房の師匠のところを訪れて、革製品のつくり方を習っているとのこと。ちなみに、ここの師匠は日本好きで・・・玄関には皮で作られた甲冑が飾ってあったりした。

 皮細工には興味ないオイラだが、こういうところに連れてきてもらうこと自体は凄く好き。で、一応興味ないながらも、皮縫いのやり方とか教わってやってみることに。分厚い皮を縫う際には、いきなり針を通すのではなく、あらかじめ、アイスピックのような先のとがった道具で皮に穴をあけておき、針と糸は、ただその穴を通すだけで縫っていくとのこと。つまりまっすぐで綺麗な縫い目を作るためには、アイスピックのような道具で、いかに等間隔に綺麗な穴をあけることができるかが、決め手になるようなのだ。やってみると、この等間隔での綺麗な穴あけってのが意外と難しい。なるほど、職人の技術というのは、こういうところに求められるものなんだな、と。こういうのは、自分でやってみてからこそ感じられる実感できること。ただ見ているだけ、ただ知っているだけでは、なかなか実感として自分の中に入ってこない。














































































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