(English)
I entered to Iran from Armenia.
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さて、疲れはまだ残っているのだが、出発。いよいよ本日アルメニアを出国し、イランへ突入する。
イランの国境は、厳しい山岳地帯の谷間にポツリとあった。何もないところなのに、意外と人が居る。結構ココから通り抜けする人たちは多いんだな、なんて思いながら、入国手続きのためにパスポートを出した。と、何度か水没させてしまっているため、汚れに汚れているオイラのパスポート。「どうやったらこんなんなるんだ?」とイランの入管の職員さんに突っ込まれる。「本当は、こんなに汚れたパスポートは、受け付けられないよ。テヘランに行くんだろ?日本大使館に行って、絶対パスポートを新しいのに交換して来いよ」とまで言われた。
入国そうそう、厳しいことを言われ、ちょいと凹み気味だったのだが、イミグレを出たところで、車に乗った若者たちが声をかけてきた。「これからイランを走るのか!?がんばってね」と励ましの言葉。女の人も、結構テンション高く話しかけてくれる。イランは割と厳密なムスリムの国だから、女の人は距離をとってくると思ったのに・・・ちょっと戸惑い。
ちなみに、国境でイランのお金に両替したのだが、インフレぎみなのか、ゼロの数が多すぎる。まぁ、とにかく、金額がものすごいことになるので、なんだか、めっちゃ金持ちになった気分になる。ただの錯覚だが。
さて、イランに入れば山道は終わるだろうって思っていたのだが・・・全然変わらなかった。なんだよ~。しかも、アルメニアの時はまだ緑があったから癒されたのだが、禿山ばかりのイランは、なんだか心が報われない。
と、ここで、車にのったおじさんが声をかけてきてくれた。「乗って行くか?」と。これは、甘えるべし、と判断し、そのまま乗せていってもらうことに。
いやぁ、助かりましたわ。近くの町まで連れて行ってくれ、さらに昼飯まで奢ってくれまして。ありがと~おじさん。
さて、オイラ的には、この辺の山道は一気に越えてしまいたい。走ればきっと楽しいんだろうなんていう思いはもう消えてまして。できることならワープしてしまいたい。このままおじさんがもっと先の町まで連れて行ってくれないだろうか、と相談したところ、知り合いのタクシーのおじさんを紹介してくれまして。特別価格でバルザカンまで乗せて行ってもらえることに。
いやはや、ありがたい。ちょうどバルザカンまではワープしたいと思っていたところだったんですわ。
と、タクシーに乗り換え、連れて行ってもらった後、お金を払う段階になって、ちょいと問題発生。タクシーのおじちゃんが請求してくる金額が、前の町で書いてもらったお金の額と一桁違うのだ。まぁ、50円が500円になるくらいで、一桁違うところで払えない額ではないのだが。
で、揉めつつも、よくよく聞いてみると、今のイランでは、インフレが進み過ぎてゼロの数が増えすぎちゃったから、普段ゼロを一つ抜いた額でお金の話をするらしい。まぁ、確かに特別価格って聞いてた1時間も乗せてくれるタクシー代が日本円にして50円ってのは、妙に安すぎたんで、おかしいとは思ったんですケド、そういうことだったんすか。
それにして、旅人にとってはややこしい。いっそのことゼロを3つ取って話をしてくれたほうが、いいのに。ゼロ1個だけ取るってのは微妙すぎる。
しかしまぁ、イラン、噂に聞いていたとおり、ホスピタリティ溢れる優しい人ばかりだ。戸惑うことが多いケド、楽しめそうだぞ。
と、到着したバルザカンでレストラン兼宿を見つけ、そこに宿泊。と、夜になって寝ようとしたら、宿の部屋をノックされた。出てみるとなんと警察。どうやら、泊まっている人をチェックするらしい。まぁ、オイラは別に怪しいことをやっているワケではないので、問題なしで、すぐに開放されたのだが。いやはや、人々は穏やかなようで、社会システムは、結構厳しいのかも。さて、どうなるのやらイラン旅。
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