(English)
I was trekking to Everest Base Camp.
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夜中、いつもより寒いなぁ、と思いながらブルブルと震える夜を過ごし、次の日の朝、起きてビックリした。なんと、雪が降っているじゃないですか。しかも、ちょっとやそっとの量ではなく、ドカ雪。外は完全に真っ白な世界へと変貌を遂げていた。
・・・
出発どころではない。というか、戻ることすらできるかワカラナイ状態になってしまった。なんてこったい、これだったら、昨日無理やりにでも前へ進んでおけばよかったよ、と思ったものの、いや、待てよ、昨日無理やり進んだら、もっと大変な場所でこの大雪を迎えることになってしまったのでは?いやいや、大変なのは昨日見た氷河越えのところだけだから、昨日のうちに越えてしまっておけば、あとはなんとかなったはず、とかグルグルと思いが頭の中を巡る。
いや、今更、行っておけばよかったとか戻ってきた方が正解だったのかも、とか考えてもしょうがない。とにかく、どうにもならない今のこの状況をどうにかすることを考えなければならないのだ。
いや、こういうどうにもならない状況では、考えてもしょうがない。待つしかないのだ。とりあえず、雪が止まねばどうしようもない、と思って、ゆったりストーブに当たりながら、とりあえず雪が止むまでゆっくり待つ姿勢をとっていたのだが・・・
実は、この宿にはもう一人、トレッキング中の日本人のおばさんが居まして。彼女はガイドさんと一緒にトレッキングしていたのだが、そのガイドさんが、「このままただ待っていると、雪が積もりすぎて、身動きが取れなくなる。それならまだ今のうちに動いたほうがいい」と言い始めまして。いやいや、もうすでにガッツリ積もっちゃっているし、今外は、吹雪のような雪が降っている最中だぞ、とは思ったものの、こういう時は、自分で判断するより、経験豊富なガイドさんの言うことに従った方がいい。
ということで、宿に居た客全員で、脱出すべく、猛吹雪の中、外を歩き始めることに。
しばらく歩いてみたのだが・・・やはり、この吹雪の中歩くのは無茶だった。周囲がガスっちゃってて、視界が全くきかないため、どっちに進んでいるのかすら分からなくなる。「やっぱりダメだ。このまま進むと遭難する」とガイドさんが言い始め、元の宿に戻るオイラたち。
ふ~、脱出失敗。
ほら、やっぱり無茶だったでしょ。しかし、ガイドさんが言うことももっともだ。このまま雪が降り続けて、積もってしまったら、例え雪がやんでも、脱出ができなくなるかもしれない。やむ気配をみせないこの雪は、どんだけ積もるんだ・・・う~む、どうなるエベレストトレッキング・・・
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