(English)
I stayed in Kathmandu.
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今日はLX7を片手に散歩。晴れた日の写真を撮りたいのだが、一昨日、昨日、今日と曇りなのが残念。
さて、LX7を使い倒して気づいたことを忘備録として書いておくことにします。
まず、動画がすばらしい。実はこのLX7を買う決め手になったのは、動画機能が充実していたから。画は素晴らしいものが撮れるだろうと思ったG1X Mark2を買わなかったのは、動画機能がチープだったからなんですよ。チープっていうか、G1X Mark2はオートでしか撮れないらしいってのがネックで。あと、ハイスピード撮影をどうしてもやりたかったんで、そのハイスピード撮影がないG1X Mark2は候補から外れちゃったんです。
静止画だけを撮るのなら、キャノンやフジのカメラがいいと思います。カメラメーカーならではのノウハウがぎっしり詰まっているので、スティル写真は素晴らしい。静止画だけのカメラっていうのなら、間違いなくこの二社からのカメラをチョイスしていたと思いますわ。
しかし、動画となると、やはり業務用ビデオカメラも作っているパナソニックやソニーが強いんですわ。というか、動画もちゃんと撮れるコンデジを探すのなら、どうしても、この二社からの選択になっちゃうんじゃないかな。
(ちなみに、LX7は動画撮影時のぶれ補正がイマイチでした。ぶれ補正に関してはSX230hsは素晴らしかった)
で、LX7の動画ですが、まず、露出の固定が出来るのがいい。さらに動画でも露出補正を効かせてくれる。コンシューマー向けのコンデジってディフォルトだと明るすぎる写り設定になってんですよねぇ。キャノンのSX230hsでも常に1/3ほどアンダーに寄るような設定で撮ってました。で、このLX7は露出補正が変えやすいので、撮る写真ごとにいじってまして。だいたいアンダーにしている。そして動画の場合は、2EVくらいアンダーに落とすと適正になる。っていうか、2EVも落とさないといけないってのがビックリですわ。
動画撮影時にマニュアルフォーカスができるのもいいです。ただし、操作音が入っちゃうようなので、音の扱いが難しくなっちゃうんだけども。
そして、なによりもこのLX7を選ぶ決め手になったのが、ハイスピード撮影。ネットでLX7のハイスピード撮影で撮ったビデオに感化され、こういうのを撮りたいって思わされたんですよ。720pでしか撮れないのだが、基本オイラは720pで撮るつもりなので問題なし。
動画撮影時の絞り優先とかシャッタースピード優先とか、それぞれまた撮影中に絞りやシャッタースピードを変えられるようなのだが、それがどれだけ効果があるのか、それは今後試してみようと思う。
で、次は、ボケ具合。実は、このLX7は、ボケを出すために作られたような機器なのだ。明るいf1.4のレンズといい、絞りコントローラーが一番使いやすい位置に置かれているインタフェースといい、ワンボタンで切り替えられるNDフィルターといい。ボケさせるための操作感がものすごくいい。プログラムオートの時も、メニューでProgram Diagramという項目があり、これで設定を変えると、常にボケが出やすいような設定にすることも可能となる。ボケによる立体感を出した写真をずっと撮りたいって思ってましたから。だからこのカメラを買ったといっても過言ではない。実際ホントボケ写真が簡単に撮れてしまう。まぁ難を言えば、奥までボケさせた時、ボケ部分の色味がちょっと分離して見えるのが気になるくらい。まぁ、これもパナソニックとしては分かっているらしく、このボケ具合をより綺麗にするフィルターが入ってた。
次のポイントは、広角ってこと。35mm換算で24mm相当は使いやすい。これだけ広ければ十分だ。SX230hsは35mm換算で28mm相当の焦点距離で、どうしても画角の狭さにイライラしてたんですよ。この画角の狭さが撮る気を失わせてた要因の大きなひとつであったんです。
また、暗所撮影ができるようになったのもポイント。SX230hsは暗くなったら黒はつぶれるし、ノイズのりまくりで、雰囲気しか切り取れなかった。とりあえず記録に残すために撮っておきましたという写真しか撮れなかったですから。そこへいくと、LX7はレンズが明るいから、暗くなってもめっちゃ写る。センサ的には、暗所はあんまり強くないみたいで、感度を落とすとノイズがのりやすくなるんだけど・・・しかし、そこはレンズでカバーしてますんで。これだけ写れば十分。
星空も撮れるらしいんで、早く試してみたいな。
で、なによりいいのが、機械的な操作感。絞り、シャッタースピード、フォーカスがダイヤルやレバーで操作できる。今までのメニューでやらなきゃいけなかったのと比べて格段に操作しやすい。操作がしやすいと、使うようになる。使うとカメラが楽しくなるというポジティブサイクルに入る感じで、いい。アスペクトがすぐに切り替えられるから、構図によって変えたくなるもんな。もっとも、LX7は擬似アスペクトではなく、ちゃんとしたマルチアスペクトなので、それぞれのアスペクトでちゃんと写る部分が違うのがグッド。
と、いいことだらけのLX7。さすが高級コンデジ。っていうかミドルレンジのSX230hsと比べる方が、酷ってやつか。ただ、唯一SX230hsが勝っているところがある。それは望遠だ。14倍の光学ズームというのは、やはり捨てがたい魅力。旅していると結構使うんですよ、望遠ズーム。この14倍ズームのおかげでいい画が撮れたことがなんどもありましたから。で、LX7は光学ズームは3.75倍までしかない。短って思って、これだから、当初、買うのを躊躇したんですよ。G1X mark2やG7Xは5倍くらいはある。ズームを優先させたらやっぱりキャノンだなぁ、って思ってたんですが・・・一応LX7には、画質をあまり落とさずに画像処理でズームする超解像iAズームって機能があり、これを使うと、7.5倍までズームができるらしい。まぁ、7.5倍までいければ、アリかも、と思ってたんですが・・・ええ、普通に撮る分には、7.5倍まで撮れれば十分でした。ネイチャー系の時には超望遠で撮りたくなることも発生するだろうけど・・・その時はSX230hsを取り出せばいいか、と割り切ることに。
と、基本性能はいい感じ。ただ撮った後モニターで拡大して見たりすると、画のつぶれが目立ち、思ったより解像感がないな、なんて最初は思ったけど、まぁ、パソコンで見る分には問題なし。SX230hsでは常にぼやけた感じでしか映らなかった画が、クッキリ写るようになったのはいい。っていうか、急にクッキリになったから、ちょっとリアルすぎて、最初は微妙だった。キャノンのミドルレンジのコンデジは、ローパスフィルターを強めにかけることで、画の破たんをなくし、それなりにいい写真を写るようにしていたんだな。なるほどねぇ、これが、ミドルレンジと高級コンデジの違いなんすな。
で、お次はエフェクト系。これが、かなり充実してまして。SX230hsで不満だったのは、カメラ内でパノラマ撮影が出来ないことだったんです。一応アシストモードはあるので、それで撮影してあとでパソコンで合成して作ることはできるんですけど・・・後でとなると、意外と面倒でやらない。で、LX7では、パノラマ撮影がカメラ内でできてしまうのがグッドポイント。さらに、これまでコントラストが高い場所で撮影するとどうしても明部か暗部が飛んでしまっていたのが、悔やまれてたのですが、このLX7にはHDRというコントラストの幅を広く撮れるモードがありまして。これも、欲しかった機能。さらに、よく使うジオラマモードはちゃんと搭載してくれてたのが嬉しい。また、エフェクトフィルター系が使えるものが充実してていい。クロスプロセス、トイカメラ、ダイナミックモノクロは思わず使ってしまいたくなるエフェクトだ。キャノンのエフェクトは正直しょぼいのばかりで、使う気がしなかったのに。
そして、今はやりのタイムラプス。LX7は2年半前からちゃんと機能を搭載してたんですな。要はインターバール撮影機能ってことなんですが、これ、撮影した後、ちゃんと電源が切れる設定なのがいいですな。こういうのって、電源つけっぱなしで撮影するんだと思ってた。だから電池がめっちゃ消費されるから長時間は無理っしょって思ってたのに・・・電源をいちいち切ってくれるのなら、電池の心配することなく、長々と撮影できるじゃないか。
さて、そして、RAW現像ができるってのもいい。っていうかRAW現像やってみたかったんですよ。
と、まぁ、撮影機能的には、ほぼ満点に近い。画質的にもうちょっと上を期待していたのだが・・・まぁ、この辺がコンデジの限界でしょ。これ以上の写真を撮りたかったら、フルサイズ一眼かミラーレス一眼のカメラを買えばいいわけで。
といっても、RX100m3やG1X Mark2、LX100がどんだけ画質がいいのか気になるっちゃぁ気になる。
さて、LX7、レンズキャップが微妙ですよ。手動でやらないといけない。まぁ、慣れればできないこともないけど。後付けで変えられるし、プロテクターフィルターがつけられるのでいいとしよう。
が、唯一、そして一番の誤算だったのは、大きさだった。ポケットに入れようと思えば入るが、取り出しにくい。カメラ用サイドバックに入れることになる。これだったら、もうちょっと大きくて重いやつもアリじゃないのか?ミラーレスもありじゃんか、なんて思っちゃったんですよねぇ。まぁ、ずっとコンデジにこだわってきたオイラが、ようやくミラーレスに目を向けるキッカケをつくることになったと思えば、運命がそう仕向けたのかもしれないなんて思ってみたりもする。
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