(English)
I could met Manta Ray.
|
|
朝、デリックさんが迎えに来てくれるというので、待っていたら、一人の女の人がバイクに乗ってやってきた。日本人ダイブインストラクターのモモさんさった。デリックさんの代わりに来てくれたとのこと。
さて、1年ぶりのダイビング。今回は、ぜひともマンタに逢った証拠を押さえておこうと、水中カメラをレンタルすることに。今までGoProとかでちゃんとは写ってない水中写真を撮ってばかりだったから、今回くらいはちゃんとしておこうと思いまして。
スーツやらフィンやらゴーグルの確認をして、ボートに乗り込む。海が綺麗だ。
実は、昨日から喉の調子がちょっとおかしい。風邪を引いたケがあるのだが、この旅最大のイベント時にそんなことは言ってられない。普段あまり飲まない大量の薬を飲み、なんとか今日は落ち着いている。
1時間ほどボートに揺られ、やってきたのは、レンボガン島の隣の隣の島。ここにマンタポイントと呼ばれる、マンタとの遭遇確率の高いダイビングスポットがある。ただ、モザンビークでも同じくマンタポイントと呼ばれる地点で潜ったのに見れなかったからねぇ・・・オイラ的には期待はしつつも、まだ半信半疑。
さて、バックロールで海で入り、そのまま潜る。が、いつものように、沈みきれない。6kgも重りをつけてはいるのだが・・・肺を膨らませ過ぎだということは分かっているのだ。だが、いつも大きく息をする癖がついちゃっているオイラ、ダイビングの時だけ肺を膨らませないように息をするってことは出来ない。なので、やっぱり重りを増やしてもらって・・・ようやく降下。
で、海の中は結構潮の流れが強くて、じっとしていると流されてしまうところだった。が、マンタを見るため、じっとしていることを強いられるこのダイビング。ステイ状態が苦手なオイラとしては、なかなか厳しい潜りとなった。
体制を整えるのにアタフタしていたら・・・インストラクターのアリスンが目の前を指さした。その先には黒い影が。なんと、マンタが!しかし、透明度がそんなにないこの海でしかも、結構距離があるため、黒い影としてしか存在を確認できない。近づこうにも、オイラのダイビングテクニックが不足しているため、近づけない。そうこうしているうちに、そのマンタは去って行ってしまった。
ああ、せっかく逢えたのに、ちらっと見れたってだけで終わっちゃうのか・・・と思っていたら、またもやアリスンが指をさす。今度はオイラの後ろ。振り返ると、なんと背後にドドーンとマンタが出現!
慌ててシャッターをきる。そして感動。
いやはや、これは今までの旅の中で一番心が動かされた瞬間だったかも。神に会うってきっとこういうことなんだろうな、っていうくらいの衝撃を受けた。
最高のダイブだった。
もう、これでダイビングは終わりにしてもいい。そうか、やりたいことをやり遂げた後ってのは、これほど、すがすがしい気持ちになれるものなのか。チャリ旅も、こういう気持ちになれるといいな。
本日は2ダイブだったので、マンタポイントから上がって、移動して昼食を食べた後、もう一本潜ったのだが、これはオイラには蛇足だった。マンタポイントより水が綺麗なクリスタルベイというダイビングポイントだったのだが、テンションが全然あがらない。
燃え尽きるってこういうことか。
とにかく、来てよかった、レンボガン島。やっぱり、流れには乗るもんだな。
戻って、宿で昼飯を食っていたら、帰りのボートポイントまで連れて行ってくれる車が迎えにきた。慌てて乗り込みボートポイントへ。
40分高速ボートに揺られレンボガン島からバリ島本島へ。ワヤンさんが迎えにきてくれてて、車でビレッジの宿へ。
強行軍でちょっと体を壊したけど、行ってよかった。そして、明日からアートフェスティバル。正直マンタに逢えた衝撃が強すぎて、フェスティバルへの意欲が落ち気味なんだけど、これは風邪のせいもあるかも、早く治さなきゃ。
|
|



|