Go or not Go
ココは行くココは行かないという判断の根拠

2015.9.8 / India(Aurangabad~) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:曇のち雨
朝飯→揚げパン 昼飯→ハイデラバディ・ベジタブルカレー 夕飯→中華味の野菜ボール / 宿→車中泊

(English)
I left from Aurangabad.



 アウランガーバード近郊には、エローラ遺跡の他にも、アジャンター遺跡という壁画で有名な遺跡がある。ここも、興味がないながらも、有名だからということで行こうと思っていたのだが・・・エローラで、満足しきってしまったオイラ。アジャンターはもういいやと思いまして。

 一方、次はアフダマバードというところでやりたいことがあるので、アフダマバードへダイレクトで行こうかとも考えたのだが・・・ちょっとムンバイにも寄りたい気持ちがありまして。特にやりたいことがあるワケではないからスルーしようかとも思ったのだが、有名なムンバイを飛ばすのは、あとから後悔しそうだな、と思い、悩んだ挙句、結局、ムンバイに行ってからアフダマバードへ行くことに。

 アジャンターは、行こうと思っていたのに行くのを止め、ムンバイは行くのを辞めようとおもっていたのに行くことに決めて。果たしてこの違いはなんなのか?

 思い入れの差だと思う。アジャンターはオイラの中には思い入れはないのだ。世間的には有名だから行かねばと思っていたのだが、オイラの中での重要度が低かった。一方、ムンバイにはちと思い入れがある。ボリウッドの地だし、旧名ボンベイは子供の頃から何かと聞いていたからだ。

 結局、そこへ本当に行きたいのか、それとも本当にはそうではないのか、ってのは、本人の思い入れの問題なのだ。たまに、思い入れはないのに、行きたくなる地がある。が、実はそれは、周囲によって行かねばと思わされているだけで、本人にとって本当に行きたい場所ではない。もちろん、そういう場所でも行ってみたら感動はするし、心が変わる出会いがあったりするかもしれないが、浅いため、得るものが少ない。なので、そういうところばかりを巡っていると、浅さゆえに、飽きがくる。

 一方、自分に思い入れがある場所は、その思い入れの分、深い。なので、深く探れて、より面白さが増すことになる。

 ということで、今晩のバスでムンバイに向かうことに。夜まで宿に居させてもらい、暗くなってからバス乗り場へ出発。が、バス乗り場がターミナルとかではなく、道沿いの旅行代理店の脇だった。歩いていけば場所は分かるのだが、ちと遠い。しかも雨が降り始めているし。オートリキシャに乗って行こうと思ったのだが、その場所が説明できない。しょうがないので、結局、暗く雨が降る中、1時間くらいかけて歩いていくことに。びしょびしょに濡れた状態で、クーラーの効いたバスへ。これが、よくなかったんだろう、のちに風邪をひいて寝込むことになるのであった・・・




















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