(English)
I stayed in Udaipur.
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一応ウダイプルに来て、料理教室や音楽に触れ、それなりに前向きに旅を楽しんではいるが、テンション的には落ちたまま。やる気がイマイチ起きない。こういうのは無理に起こそうと思っても起きないものなので、やる気が起きない時には徹底的にダラダラするというのが、オイラ流やる気回復術なのだが、それにしても、今回のトンネルは長い。アーメダバードに到着して風邪ひいた後からだから、もう3週間近くこの状態ってワケだ。
まぁ、ホントに、このやる気の出ない状態になっちゃったら、ジタバタしてもしょうがない。ダラダラするしかないのだ。ということで、ダラダラとネットを見ていたら、福山雅治が結婚というニュースが入ってきた。まぁ、福山ファンでもない僕にとっては、どうでもいいニュースだったりする。そう、ネットニュースをダラダラ見るなんてことは、実は、どうでもいいものに時間をかけているだけなのだ。それでも、見ちゃうのは・・・世間とのつながりを少しでも持ちたいという欲求の反動なのだろうか、なんて思ってみたりする。
それにしても、こうまでやる気が出ないのは、単に睡眠不足が続いているというのもあるかも。やる気と睡眠はかなり密接な関係があると思う。ウダイプルは気候的には過ごしやすいのだが、なんかいろいろ虫に刺されたり、夜中や朝、お祈りとかお祭り騒ぎとかでうるさくて目が覚めちゃうというのがあるからだ。今日も5時に、近くの寺院の朝のお祈りの声で目覚めさせられてしまった。
そんなこんなで、ブログを更新していたら、11時になったので、慌てて料理教室へ。グッディおばさんに気に入られ、昼飯は毎日食べにこいと言われたので、通うことになったのだ。一応教室だからお金は支払うけど・・・通常は500ルピーとるところを200ルピーでいいって言うので、それなら、普通に昼飯を食べに行く感覚で行けるから、ね。
さて、今日、グッディおばちゃんは、ダルカレーとスパイスライスと味付きチャパティを作ってくれた。ダルスープは、ムーング豆を使ったもの。ちなみに一昨日のダルは、ウラド豆を使ったものだった。同じダルだが、やっぱり食べた感じは違う。だんだん豆の違いによる味の違いも分かってきた。
そして、今日は、スパイスライスが絶品だった。これは、食堂を出すことになったら、メニューに加えたい味。また、味付きチャパティも、いい感じだった。どうせダルとかと一緒に食べるので味付けされている意味があるのかいな?と思っていたのだが、意外とキャベツが効いていて、味付けの意味を感じさせてくれるものだった。
さて、料理教室の後、宿に戻る途中に楽器屋があったので、入ってみた。そこで、木片カスタネット<カルタール>を購入。早速練習開始。
そして、昼寝をした後(完全にだらけているな)、夕飯。先ほど行った楽器屋近くにタリーが100ルピーで食べれる店があったので、そこで食べてみた。なかなか美味い。美味いのだが、やっぱり、北インドのカレーは、味にパンチがない。これに物足りなさを感じて、美味しいとは思えない人もいるんだろうなぁ、と思う。その点、南インドのカレーは、誰でも美味しいと感じれるパンチ力があると思うんですわ。
で、食事の後、ラジャスタンの伝統ダンスが見れるというミュージアムへ。最初から見たいと思っていたのだが、他でバタバタしていたので、後回しになってしまったものだ。が、これは、後回しにして正解だった。昨日訪れたテーマパークでマンジーラの演奏を最初に見ていたから、今日のステージもより興味を持って見れたからだ。
最初に物語的な意味がありそうな舞台的な踊りがあった。その後、踊り子さんのダンスがあり、その次に、注目のダンスが繰り広げられた。
出てきた女性の踊り子がみんなステージに座った。そして、音楽が始まっても全く立とうとしない。そのままマンジーラを演奏しているだけじゃないですか。どうやら、これが、ダンスらしい。上半身だけ、マンジーラを振ることが踊りなのだ。そう、テーマパークで、マンジーラの振りがかっこよかったと思ったが、あれは<ダンス>だったのだ。楽器演奏というより、ダンス。そりゃ、かっこよくて当たり前。
それにしても、座ったままのダンスってのが斬新でいい。砂漠の地であるラジャスタンでは、足場が砂のところが多いため安定しない。だから、立って踊るより、座って踊る踊りが生まれたのかもしれない。
さらに、パペットダンスとか、水甕を頭に乗せたダンスとか、エンターテイメントとして面白かった。これは、行って正解だったよ。
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