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パンクについて

2008.10.29

 相変わらずパンクが続く毎日です。一番多いのが、針金らしきものがタイヤに刺さって、チューブにちっちゃな穴が開いてしまう「蚊刺し」と呼ばれるパンク。こいつはほぼ毎日発生します。以前、小型携帯ポンプを使っていた時は、バルブの根元が壊れる「バルブパンク」が頻繁に起こっていたのですが、ポンプを換えてから、これは起こらなくなりました。また適正空気圧にしてから、「蛇噛み」といわれるパンクもなくなってしばらく順調に走行してました。が、昨日くらいから、チューブが破裂するというパンクが頻繁に生じるようになったんです。チューブが裂かれたような状態になり、こいつがまた修繕が大変。パッチ一枚だと、空気を入れたとき、パッチに穴が開くくらい強い圧力がここにかかってしまうので、パッチを二重張りする始末。また、5kmくらい進んでは生じるという困ったくらい頻繁に起こり、手持ちのチューブがほぼなくなって、途方にくれてました。こいつの原因はどうやら、山くだりの際のブレーキにあるらしく、長時間ブレーキをしているとリムとの摩擦で熱が発生して、タイヤがゆるくなり、リムとずれるらしいんです。このズレに高圧の空気の入ったチューブが耐え切れず裂けてしまう、と。そういえば、昨日から山のアップダウンが多くなり、しかも、決まって気持ちよく山を滑り降りてきた後、後ろタイヤが凹んでいるという状態でした。

 原因がなんとなくわかったので、今後山くだりの際にはブレーキを注意することにします。あぁ、このパンクさえなければ今日中にPhoenixに到着できたのに・・・後数十キロというところで日が暮れ、途中のホテルに宿泊です。