El viaje para continuar por bondad de la persona
出会う人の好意によって旅は続く / Continue journey by goodwill.

2008.11.29 / Mexico (San Juan del RIO~Queretaro)

 Yesterday I met one person on the route 120. His name is andrei. He live in Queretaro. He said "If you'll come to Queretaro, visit my house". Today I arrived at Queretaro, so I would visit his house. But I couldn't find his house. When I was at a loss, one person said to me "Can you help me?". He took me andrei's house and guided me around the town of Queretaro. Thank you very much, Dr. Mario!
 昨日、走っていたら前に車がキュッと止まり、声をかけられたんです。そして、Queretaroに住んでいるから、もし寄るようなことがあれば、訪ねてきて、と名刺を渡されました。その名刺には<Video Production>の文字が・・・どうやら映像関係のお仕事をされている方のようでした。おお、これは神様の引き合わせか!と、僕の眼がキラリとひかりました。実はこの旅、<世界各地で映像の撮れる人とのコネクションを作る>というのを裏テーマにしてまして。旅が終わってからの活動に向けていろいろと考えてるんです。

 さて、そんなわけで、本日Queretaroに着いたので、早速名刺をもらったAndreiさん宅へ行くことにしました・・・が、このQueretaroの街、思ったよりでっかく入り組んでいる。また手持ちのロードマップは、詳細な道情報が載っていない。ということで、とても名刺の裏に書いてもらった住所だけでは、場所が分からず、途方にくれていたんです。街の人にカタコトのスペイン語で尋ねても、みんな分からんって顔をするし・・・すると、自転車に乗ったおじさんが「Can you help me?」と声をかけてくるではないですか!おお、英語がしゃべれるおじさん、ぜひ助けてくださいと、名刺を見せてここに行きたいと言ったところ、周囲にいる人にスペイン語でなにやら聞いてくれました。で、その聞かれた人が「ちょっと待ってて」といって、Queretaroの街の詳細地図を持ってきてくれて、「これを君にあげる」と地図をくれたんです。おお、なんて優しいんだ皆さん・・・と感謝感激したところ、自転車に乗ったおじさんが、「目的地まで一緒に走って連れて行ってあげるよ」と言ってくれたんです。ここは、もう、甘え倒すことにして、「ぜひ」とお願いしました。

 おじさんの名前はMarioさん。今日は仕事が休みで街を走っていたところ、僕を見かけて声をかけたと。で、僕が旅をしていることに興味をもってくれて、せっかくだからとQueretaroの街を案内してくれることになりました。この様子はビデオに撮ったので、YouTubeにアップします。で、さらに、明日も一緒に飯でも食わないか?なんて言ってもらえて。いや、ホントすいませんMarioさん、ここは甘えちゃいます。

 さて、Andreiさん宅に着いたのだが、あいにくAndreiさんは仕事中らしい。お母さんとおばあさんがいらっしゃったのだが、突然の日本人の訪問に戸惑っていらっしゃって、しかも英語が通じないし・・・ここで、またMarioさんに助けてもらっちゃいました。Andreiさんに電話をしてもらって、お母さんに事情を説明し、Andreiさんが帰ってくるまで、さきに僕を部屋に通しちゃってもらえるよう段取ってもらいまして。ああ、Marioさんに出会わなかったら、今日はどうなっていたんでしょう?

 Marioさんとは明日また会う約束をし、深々と感謝をしてお別れしまして、ずうずうしくもAndreiさんの部屋にあがらせてもらうことになりました。ちなみにAndreiさんは夜中過ぎの帰宅になるそうです。うむむ、ほんとずうずうしいな、おいらって。

 今日は、いろんな人の好意に頼りっぱなしの一日でした。