Today I went to live house again. I met a girl. She was good at dance. So I learned cuban dance by her.
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今日も引き続きドラムスクール探し。昨日辿り着かなかったナショナルスクール・デ・アートに行くため、今日はタクシーを使うことに。で、どうせタクシーを使うのであれば、一度乗ってみたかったCoco Taxi。球状で先端がポコッと開いていて運転席&乗車口になっているかわいい乗り物なんです。前が開いているので、風がビュンビュンあたるのですが、汗ばむ陽気のCubaでは、むしろ心地よい風となるのです。つかまっていないと振り落とされそうになる感じも、ちょっとしたジェットコースターに乗っているようで、楽しい。こいつに乗って、海沿いを走ってもらいまして。いやぁ、気持ちよかったのナンノ。
さて、ナショナルスクール・デ・アートは見つかったのですが、やはりここは、正規の<学校>申し込み窓口のようで・・・もちろん、3週間のパーカッションコースなどもあるようなのですが、今は受付している時期ではないとのこと(涙)。次回は来年の9月になりますよ、と言われ、パンフレットだけもらってトボトボと戻る。
こうなったら、直接交渉だ!と、街のお店でライブ演奏しているバンドをかたっぱしからチェックして、一番素敵なパーカッションを叩いていたおじさんに「パーカッションを教えて欲しいんですが・・・」と話しかける。すると、「明日の朝、連絡をくれ」と、名前と電話番号を教えてもらえまして。明日、どうなることやら・・・
その後、昨日と同じくカサ・デ・ラ・ムシカへ。今日は人気のバンドが出るらしく、入場料が昨日の倍!うーん、どうしようかなぁと悩んでいたら、一人のCuba人の女の子が「券を買ってきてあげるよ」と声をかけてきた。いやいや、自分で買うからいいですよ、と言ったものの、そのまま連れていかれ、窓口へ。そして、どうも、二枚分交渉しているようなのだ。おぉ!?自分の分を僕に出させるつもりか?とあわてて、「一枚です」と言い、10Cuc支払って券を購入。女の子は「私の分も!」と言ってたが、「No Money」と言い振り切ってライブハウスへ。
一バンド目の演奏が終わった時、トントンと肩を叩かれ、振り返ると一人の男の人が「入り口で女の子が君の事を待っているよ」と。きっとあの女の子だろうなぁとは思ったものの、あなたは、なぜ、知らない僕に声をかけているのでしょう?と不思議に思いまして・・・が、よく考えると、このフロアに居るアジア人は僕一人っぽい。なるほど、分かりやすい状況なのね、と納得。
そのまま無視しようと思ったのだが、ついて来いと言われ、入り口に行くと、やはりあの女の子が。会場に入った僕を捕まえようとする、その努力に免じて、入場券を買ってあげることにしました・・・が、これが、よかったのか、悪かったのか・・・
場内ではずっとこの女の子に付きまとわれることになりまして。で、一緒にダンスを踊ろうとしきりに言ってくるので、ようし、こうなったら入場券分、ダンスの先生として付き合ってもらおうと僕も割り切りまして、「僕は踊れないので、教えてくれるのなら、一緒に」と言ったところ、「もちろん!」と快諾してくれました。で、踊り始めたこの女の子のダンスが、すごい。ダンスを習っているのとは言っていたが、あきらかに、周りで踊っている人と、体の動きが違いまして。会った時から、スタイルがよく、歩き方がかっこいい娘だなぁとは思っていたのですが、とにかく、見ていて惚れ惚れするようなダンスをするんです(最後には、現地の人たちから、「俺と踊ってくれ」としきりに誘われてました)。バンド演奏がガンガンなる中、そのリズムに合わせて、まずステップから。基本2拍で動かすのですが、このバリエーションがいっぱいありまして。彼女が次々と繰り出すステップ技に唖然。はやくもついていけません・・・続いて、手の動きを交える。そして、肩、腰の動きへと移ったのですが、いやぁ、もう、無理です、出来ません、あの腰の動きは。どうやって動いているのか、腰に手をあてさせてもらって、体で感じてみたのですが(変な意味ではなく)・・・なんていうか、うまく言葉で表現できない複雑な動き。腰の動きは、4パターンくらいあって、それらを次々に変化させているようでして。ここのあたりで、すでに頭はパンク状態なのですが、次にステップの高度編ということで、スキップ技を組み合わせたステップ技を教えてくれました。あぁ、これは、二日前、アフリカの打楽器ライブで、ダンサーの人が踊っていたステップだ!と思い、やってみたのですが、うまくできません。どうやら、このステップは、腰の動きも重要らしく、合わせ技できれいなステップに見えるみたいで・・・腰の動きをマスターしていない僕にとっては至難の技。
途中、ビールを3本、なぜか彼女の友達の分も支払わされることになりまして・・・ダンスの先生ということで、支払ってあげましたが、うーん、この人たちはこうやって、生活しているのねん、とちょっぴり切なくなっちゃいました。そして、2時間くらい経ち、ライブが終了。これから、ディスコに行く?とその女の子に言われたのですが、ヘトヘトの僕は、「いや、もう帰ります」と。「じゃぁ、タクシー代出して」と、女の子。どこまで甘え上手なのだ?「申し訳ないが、タクシー代は払えない」と、つっぱねて、ちょっぴり後味悪くお別れしちゃいました。うーん、お金の要求がなければ、この後も一緒に遊びたいと思わせる素敵な女の子ではあったのですが・・・
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