Callejon de hamel

2009.01.04 / Cuba (Habana)

 Today I went to callejon to see runba live.
 今日のパーカッションレッスンでは、ルンバのバリエーションパターンを2つ習う。ルンバは4拍目にアクセントがくるみたいで。この4拍目アクセントというのが、曲の拍頭を分からせなくする一つの要因に感じます。自分で叩いていても、フレーズにひっぱられちゃって、拍の頭がとりづらいんです。で、この4拍目のアクセントの時にトゥンバドーラを足で持ち上げ、低音をより強調するというテクニックも教えてもらいまして。いやぁ、面白い、トゥンバドーラ。それにしても、ルンバ、ライブやCDで聴くルンバのパターンは教えてもらっている基本パターンとは、全然違うことをやっているようにも感じるのだが・・・意外と単純なパターンを組み合わせているのだろうか?

 さて、今日は日曜日。日曜日にはVedadeのカジェホンというところで、ルンバの野外ライブがあると聞いていて。昨年、Habanaに到着してすぐの日曜日に一回行ったのですが、場所が分からず見れなかったんです。場所を知っているというので、一緒に連れて行ってもらう予定だったチアキ君は、奥さんの所に戻ってしまいまして・・・しょうがないので、今日、レッスンが終わってから、そのままBD-1でVedadeへ向かい、またカジェホン探し。カフェで飲んでいるおじさんとかに聞いてみたんですが、やっぱり分からず。途中、海岸沿いで、<老人と海>に出てくるようなおじいさんが、魚を取ったから写真を撮れ、とポーズを決めてくれたので、パチリ。そんなこんなで、1時間くらいウロウロして、今日もダメかぁ・・・と思って帰ろうと、裏路地を走っていると太鼓の音が聞こえてきて・・・行ってみるとちょっとコじゃれた建物の入り口があり、奥には人だかりが!ついにカジェホン発見。BD-1を折りたたみ、手に持って中へ。すでに人が一杯。さらに、手にはBD-1を持っていて、前に割り込むのは難しかったので、ちょっと後ろにある井戸に登って、高いところからライブを見ることにしました。

 最初のバンドは3人のカワモノ(いわゆる太鼓)叩きと1人のキチク(木や竹で出来た打楽器)叩きと1人のキンゾク(カンパーニャなどの鉄製の打楽器)叩きにボーカルという編成。いやぁ、ルンバライブ、ホントはまります。日本に居るときは、<ルンバ>という言葉は知っていたけど、ここまですごい音楽とは気づかずに過ごしてました。そして、きっとCDで聴くだけでは、「ふーん面白いリズムだな」程度だけだったかもしれません。実際にライブを見て、ノックアウトされました。やっぱり生の迫力で感じないと。こういう打楽器系の迫力重視もの音楽に関しては、メディアはその時の気持ちを思い出すための補助にはなるけど、最初の出会いの衝撃までは伝えきれないなぁと実感。ビデオに撮ったので後でYouTubeにアップする予定ですが、この興奮をどれだけの人と共有できるのだろう・・・

 そして、バンドが入れ替わって二バンド目に。このバンドは、12/21にフラッと入ったイベントで演奏していたバンドだったんです。民族衣装を着ていなかったので、最初気づかなかったのですが、ボーカルのお姉さんの素敵なハスキーボイスを聞いて思い出しました。ああいう画廊っぽい場所でやるのとは、全然迫力が違いまして。メッチャメチャノリノリのルンバライブを展開してくれました。

 この熱気とテンションが冷めないうちに、宿に戻って、パーカッションの練習。今日の練習は、刺激を受けまくった後だったので、また一段と気合が入りまして。レッスン+ライブの日々。あぁなんて音楽的に幸せな環境なんでしょう。