After Edzna ruins
エズナ遺跡を見た後に

2009.01.24 / Mexico(Hopelchen周辺~Alfredo V Bonfil)

 After I went to Edzna ruins, I fell down, and hit my shoulder. I could not to advance because I had a pain in the shoulder, and decided to camp in the nearby town.
 朝、町に寄り、Tacosを食べた後、水と共に、コンビーフ缶とツナ缶を購入。非常時のタンパク質はこれでとる事にしました。

 今日も続く密林ロード。アップダウンが結構あって大変な道です。そしてお昼を過ぎてからEdznaの町に到着。周りには何もないと思っていたのですが、食堂を発見。遺跡探索の前に腹ごしらえをしておこうと、Polloのコミダを頼む。と、店のおじさんがテンション高い人で、僕の旅についていろいろと突っ込んできた。こういうやり取りが、イチイチ楽しい。

 そして、いざEdzna遺跡へ。ここも学生証でフリー。入って森をくぐると目の前に緑の芝生の向こうに真っ白い建造物が・・・この、森をくぐっている時に、木々の合間からチラリと白い石壁が見えてくるのが、なんとも言えずゾクゾクしてくるんですよねぇ。Edznaは五層になっているピラミッドがメイン遺跡。頂上まで登れる時は登ってボーっとするのが、楽しみでして、ここ、Edznaでもボーっとしてみました。そして、Edznaは広い芝生が心地よくって。疲れた体を休めようと、遺跡をバックに寝転び、一休み。

 Edznaを後にし、次の目的遺跡Calakmulに向かって走り出す。Calakmulまでは遠いので、多分たどり着くのは2、3日後。とりあえず、距離を稼いでおこうと、一つ目の町を抜けようとしたところ・・・Mexicoの道路には、町があるところでは、スピードを抑えるために、Topeと呼ばれる凸っとした突起を設けているんです。いつもは、なんなくクリアーするのですが、この時は、何かが引っかかってしまった!バランスを崩し、アッと思った瞬間には、縦になった地面が目の前に。とっさに自転車をかばおうとしてしまったためか、自分自身は受身を取る暇もない。体を動かそうとしたのだが、しこたま肩を打ってしまったらしく、しばらく立ち上がれない。痛む肩を押さえつつ立ち上がると、前のバッグが吹っ飛んでいるのが見える・・・小コケはこれまで何度かやってきたのですが、ここまで大コケは初めて。田舎道で交通量が少なく、車が走っていなかったのが不幸中の幸いだったのですが、なにせ、体を痛めてしまったのがショック。あぁ、やっぱりこういうことってあるんだよなぁ。いくら安全にとは言っていても、ふとした油断で突然に怪我はしてしまう(涙)。まぁ、自転車がなんともなかったでホッとはしました。これで自転車がどうにかなっていたら、泣くに泣けない。

 肩が痛くて、今日はもう走れそうもない状態なので、ここの町で宿をとろうと、通りにいる人に聞いたが、ここには宿は無いとのこと。なんとか休める場所を確保しようと、テントを持っているので、キャンプできそうな場所はないかと尋ねると、公園に行ってみなさいとおじさんからアドバイス。公園に行ってみると、なにやら遊園地にありそうな、ミニメリーゴーランドやトランポリン、簡易ゴーカードといった遊具とともに、キャンピングカーが。どうやらイベントがあるらしく、イベント開催者が公園に寝泊りしている様子。関係者らしき人に、「僕も、ここにテントを張りたいのですが」と聞いたところ、あっさり「いいよ」と言われたので、遊具の蔭になる場所に陣取り寝場所を確保。片手で荷物を運んだりテントを張ったりするのは結構大変。いつもの倍近くの時間をかけて宿作り完了。さて、周囲を見回すと、なにやら出店らしきものが準備されている・・・嫌な予感がしたのですが、予感は的中。イベントはなんと今夜だったのです。テントの中で肩を押さえウンウン唸っている横で、ガンガンにハッピーな音楽と、子供達のキャッキャいう声・・・夜遅くまで続きました・・・