Cascarones
カスカローネス

2009.02.24 / Guatemala(Quetzaltenango) 本日0km走行: Total6910km

(English)
 Today was festival in Quetzaltenango. There are interesting customs which one throw a shell of egg (called cascarones) to other's head. Only today this rude was admitted. A free-and-easy party today. I was thrown cascarones by sandra and raura. This was foolish but very fun.



(Español)
 Hoy es feriz en Quetzaltenango. Ellos chocan huevo a otra personas. Se dice cascarones. En la casa, Sandora y Raura chocan cascarones para mi. Fue chistoso pero divertido.
 スペイン語レッスンも二週間目に突入。昨日に引き続き不規則動詞。さらに、再帰動詞なるものも出てきて、頭の中が混乱中。それにしても、レッスンという枠で、毎日強制的に新しいことを詰め込まされ、鞭打ってもらうというのは、自分では自分に鞭を打てないアマちゃんのおいらには非常に有効な形式だと再確認。やろうやろうと思っていても独学では全然進まなかったし、なんといっても<覚え(られ)な>かったんです。自転車走りで疲れちゃったからとか、日記を書いていたら時間がなくなっちゃったとか・・・昔から語学が苦手で、ついつい逃げ口上を作って自分に言い訳をしてしまっていたおいら。そこにきて、この24時間スペイン語学習環境。<他人>がいるとはりきっちゃう見栄っ張りなおいらは、こういう状況に追い込まれてこそ、がんばれるンです。

 さて、今日、朝食を食べていると、チニータとラウラが起きて食堂に来た。「Buenos dias、チニータ、ラウラ」「Buenos dias, Yoshi」いつもの挨拶なのだが、ん、いつもと雰囲気が違う二人・・・そう、今日はえらいおめかしをしていたんです。聞いてみると今日はなにやら特別なお祝いの日らしい。卵の中身を抜いて殻だけにしたものに色づけしたカスカローネスというものを、人の頭にぶつけてよいという無礼講が許されるフィエスタだという。カスカローネスは、広場に出ている屋台でたくさん売っている。通常版は中身を抜いた殻だけなのだが、特別版は、ご丁寧に、中に石灰の粉が入っていて、これをぶつけられると、頭が真っ白になるのだ。

 さて、そんな特別な日。午前中の授業が終わって、昼飯を食べ、部屋で復習していると、トントンとドアをノックする音が。開けてみると、ラウラがモジモジとして立っている。「何?」というと「秘密の話があるの」と、ラウラ。どうやら耳打ちしてお話がしたい様子。お兄さんに愛の告白をされても困っちゃうゾと、背が小さい6歳のラウラに合わせてしゃがみこんだ次の瞬間・・・頭の上でクシャッと卵の殻のつぶれる音と共に、粉々になった卵の殻が髪の毛から零れ落ちる。そしてキャッキャと喜ぶラウラの笑顔!<やられた、これがカスカローネスか・・・>。そう、ラウラの頭脳プレイにまんまとひっかかってしまったわけなんです。ちくしょーと思いつつも、なんだかちょっと嬉しい気分。ふと、オーストラリア人のスコットの部屋を見ると、そこにはお姉さんのチニータの姿。そして、僕と同じ手口でカスカローネスを頭にぶつけられるスコットが・・・

 さらに、夜。夕飯を食べ終え、部屋に戻ろうとしたら、チニータが「Yoshi、こっちに来て」と手を引っ張る。「ははぁ、さては、またカスカローネスをぶつける気だな」と思ってついて行くと、中庭に出るところで「ちょっと待って」と。なにやら打ち合わせをしている気配と、普段は点いている中庭の電気が消えているところが、あからさまに怪しい。「さぁ、来て」とチニータが言うので暗い中、中庭に出てみると・・・チニータとラウラだけではなく、隣の家のミミちゃんやら知らない子たち(おそらくチニータ、ラウラの友達)が集団で卵をぶつけてきた。おぉ、こいつは予想外。しかも、ラウラは、石灰の代わりなのか、中庭にある洗濯場に置いてある洗剤の粉をぶつけてくるではないですか!ぶ、無礼講ってこんなのもありなんですか!