Pereamos y gritamos el uno al otro dos horas
理不尽な要求と闘う男の後姿を見て

2009.03.01 / Guatemala(Quetzaltenango) 本日0km走行: Total6910km

(English)
  We wanted to see Santi Aguito whichi is active volcano. So we went to the mountain where we can see that volcano by pickup track. At the foot of the mountain, we quarreled about payment of the pickup track against drivers. It took long time. At last police came. We retuened to Taka house without to see Santi Aguito.



(Español)
  Nosotros fuimos a lugar dónde podemos mirar el volcan de Santi Aguito. Nosotros subimos a la camion con 8 personas de el calvario. Nosotros llegamos a la montaña. Antes la conductar dijo que "3Q cada una a la montaña" pero pidio 5Q cada una persona. Taka-san estuvo enojado, entonces se quejo. Pero ellos no entendiron. Nosotros nos pereamos y gritamos el uno al otro dos horas mas o menos. Las policias vinieron. Las policias dijeron que no necesitas pagar 5Q. Nosotros pagemos 4Q cada una. Estuvo despejado en la mañana pero despues de disputa estuvo nublado. Taka-san sabé que nos no podemos mirar el volcan por la nube. Entonces nosotros volvemos sin subimos la montaña.
 また日曜日。いやぁ、一週間が過ぎるのがあっという間だ。今週の日曜日遠足企画は、<活火山サンティアギートを見よう>ツアー。朝7:00にタカハウスに集合して、サンティアギートが見える展望台に向かって出発。

 ガルバリオという広場で、トラックをピックアップする。メヒコもそうなのだが、ここグアテマラでも、バス以外に、トラックの荷台に乗せてもらう<ピックアップトラック>という交通手段がある。バスは決まったルートしか通らないのだが、ピックアップトラックは運転手との交渉で行き先が決まる。人数が多い場合には、ピックアップトラックに乗ったほうが便利な場合が多いのだ。あ、このピックアップトラック、値段も交渉次第なので、乗るときに行き先までの値段を聞いておくべし。今日は、一人当たり3ケツアールというので、乗ったのです。

 さて、展望台がある山のふもとまで来て、これ以上は車ではしんどい道になったので、降りることに。と、ここで、運転手のおばちゃんが「一人5ケツアールね」と要求してきた。これに、タカさんが猛抗議。乗るときに3ケツアールと言ったじゃないか、と。すると、おばちゃん、「あの3は300の意味よ。300ケツアール支払って」とさらに理不尽な要求をしてくる。8人で乗ったのだから、一人5ケツアールだとしても合計で40ケツアール。300なんて、どう考えても苦し紛れの言い訳。しかも、300なんて高すぎる。この車が買えるじゃないか!と突っぱねると、じゃぁ75ケツアール払いなさいよ、とくる。なんだ、その75という数字は・・・別に、「最初3ケツと言ったけど、ちょっと奥まで来てあげたから一人5ケツ払ってね」と言ってくれれば一人5ケツアール払う分にはかまわなかったのだが、乗る前に言った3ケツのことは知らん顔して、理不尽な支払い額を言ってくるおばちゃんの要求に、タカさんが断固対向。5ケツ払いなさいよ、いや、3ケツって言ったじゃないかと口論となる。

 口論は折り合いがつかず、長期戦の模様。スペイン語で、口論できるのはタカさんだけ・・・他の僕らは、居ても傍観するだけだったので、タカさんが「長くなりそうだから、先に登ってて」と。この場はタカさんに任せて、登ることに。が、やはり心配だったので、途中で待つことにしたのだが、タカさんはなかなか来ず。展望台のある頂上あたりに雲がかかってきて、多分登っても今日は見れないだろうということもあり、ふもとまで戻ることにした。

 戻ると、口論はまだ続いていて、しかも、野次馬がたくさん集まっていた。そして、警察登場。警察が言うには、こういう場合、最初に値段を言うべきなので、僕らは5ケツ払う義務はないと。それでも一人3ケツだと受け取らないというおばちゃんの頑固な態度に警察も呆れ顔。もう、払わないでいいからそのまま行ってもいいよと警察は言ってくれたのです。が、ここで、なんにも支払わないで去ったら、あとから何言われるか分からないと、タカさんが一人4ケツ分32ケツアールを渡す(おばちゃんは受け取らなかったのだが、助手席にいたお姉さんが受け取った)。

 この激闘、時間にして2~3時間。空にはすっかり雲が広がってしまい、登ってもサンティアギートは見れない状況になってしまいました。それより、タカさんがお疲れということもあり、このまま戻ることにしまして。帰りはバスにしようと、ちょっと下ったところにあるバス停で待っていると・・・ちょうどバスが来た時に、おばちゃんのトラックが!僕らがバスに乗ると、運転手に「彼らはお金を払わないわよ」と捨て台詞。うーん、なんておばちゃんなんだ。

 戦うタカさんの姿を見て、やっぱりスペイン語が話せなきゃって思わされた出来事でした。理不尽な要求に対して、しゃべれないから、いいかと払ってしまうのは、自分にとってもマイナスであると同時に、これから来る旅行者にも迷惑がかかることになる。理不尽な要求には断固として対向しないと。これを飲んでしまうと、<ああ、旅行者って言うがままなのね>と思わせてしまい、どんどん理不尽な要求が日常化する場所になってしまうからです。それにしても、タカさんは精神的にタフ。警察が来る前、野次馬のグアテマラ人は、ほぼみんな、おばちゃんの味方をしていて、「5ケツくらい払ったら」って空気でしたから。