Tonkatsu y baño de japonese
トンカツとお風呂

2009.03.05 / Guatemala(Quetzaltenango~Panajachel) 本日80km走行: Total6990km

(English)
  Today I leaved Quetzaltenango and started to Panajachel. Panajachel is a town near the lake atitlan. Lake atitlan is called the most beautiful lake in the world. Certainly I think this lake was beautiful when I saw there on the top of mountain.



(Español)
  Hoy yo salie de Xelajú y fui a Panajachel en bicicleta. Yo llegue a Panajachel tarde. Yo me registre en hotel japonese. Yo comi "tonkatsu" y bañeme en "ofuro".
 さぁ、3週間ぶりの自転車旅。朝6:00に起きて7:00にTakahouseを出発。目指すはPanahachel。世界一美しい湖といわれるアティトラン湖のほとりにある町なのだ。「パナまでの道は大変だよ」と言われて出てきたのですが、言われた通り、大変な道でした。シェラからひたすら登り坂。しかも、道は舗装されていない、というか、今舗装工事の最中という道ばかり。高度3000mを超えた14:00頃からようやく下り坂が出てきて、アップダウンを繰り返しながら、山道を進む。

 久々の自転車ということもあって、疲れがたまる。休み休みの超スローペースで前へ進む。山々に囲まれているアティトラン湖に辿り着くには最後にもう一山超えねばならない・・・18:00頃ようやく、木々の切れ間から湖が見えてきた。ここから一気に下り坂。ものすごい急な坂を一気に下りる。あぁ・・・降りる時は気持ちよいのだが、ここを出る時、この坂を上らなければならないのかと思うと、めちゃ憂鬱な気持ちに。が・・・そんな憂鬱な気持ちを吹き飛ばす光景が目の前に見えてきました。坂の途中の展望場所から見えた夕暮れ時のアティトラン湖!サン・ペドロ火山、トリマン火山・アティトラン火山をバックに静かにたたずむ湖面。この美しさといったら、もう・・・ああ、うまく言葉にならない。大変な思いをしてでも来た甲斐があったってもんです。

 坂を下り終わり山のふもとに着くと、そこはPanajachelの町の入り口。目指すはツーリストホーム村岡という日本人が経営している宿。TakaHouseに泊まっている時、村岡さんのところに行くと、トンカツやマグロ丼といった日本食が食べれて、しかもお風呂に入れるよ、と聞きまして。ト、トンカツ・・・なんて、素敵な響き。今日、辛い山道を越えられたのも、辿り着けばトンカツが食べられるという思いがあったからなんです、なんて。

 さて、地球の歩き方に書いてあった地図の場所に行ってみたのですが、そこには宿らしきものはない・・・そういえば、移転予定ありって書いてあったなぁと思ったのですが、移転先の場所が分からない。困った・・・と、近所にあった店で聞いてみると、ちょっと離れた場所に引っ越したということ。道順を聞いても、微妙に分からない。以前よりは聞き取れるようにはなったのだが・・・どうしようかなぁと思っていると、3ケツアール払えば、この子が案内してくれるよ、と一人の男の子ホセ君を連れてきてくれた。この辺に、他にも宿があるので、泊まろうと思えば泊まれるのだが、トンカツとお風呂という誘惑はあまりにも強く、ホセ君に案内してもらうことにしました。途中、ホセ君といろいろ会話をしながら歩いていったのだが、これがあら、結構言っていることが分かるようになっているじゃありませんか。やっぱり2週間学習すると違うもんです。

 ホセ君に案内してもらって、無事村岡さんの宿に到着。チェックインして、早速お風呂をいただきました。うーん、お・ふ・ろ。5ヶ月ぶりです、湯船につかるのは。あぁぁぁ脱力・・・この間、温泉には入ったけど、あれはまたお風呂とは違った感覚。村岡さんの宿、一泊60ケツアールとちょっと高めなんですが、このお風呂に入るというだけでも十分泊めてもらう価値ありますよ。長期旅行者の人は特に!そして、お風呂の後にはお食事を・・・待望のカツ丼をお願いしちゃいまして。味噌汁、タクワン、お茶つきのカツどん。よく、アメリカの日本食レストランに入って頼んだら、なんちゃってカツ丼がでてきてガッカリすることがあるのですが、ここのカツ丼は、ザッツ・ジャパニーズ・カツ丼!まさに日本で食べていたカツ丼の味なんです。ああなんて幸せなひと時。現地に行けば現地食に順応できる僕なのですが、やっぱり日本の食・風習は体の底辺に存在するのです。しばらく遠ざかっていたこれらに遭遇した時、体が素直に喜んでいるのを感じます。

 そして、夜、読みたかった<神々の指紋>の上下巻が本棚に置いてあるのを発見。そうそう、遺跡にはこういうロマンチックなミステリーがあるんだよねぇ、と何度もうなずきながら読破しちゃいました。