¿podria pasar aqui la noche, dos persona?
コスタリカで宿をシェア

2009.04.14 / Nicaragua-CostaRica([Nicaragua湖横断]~Los Chiles) 本日150kmくらい移動(自転車0km走行): Total 9005km走行
天気:晴れ 自転車折りたたみ:2

(English)
  Today I entered Costa Rica.



(Español)
  Yo estoy en Costa Rica.
 結局ほとんど眠れないまま、朝を迎え、San Calrosの港に到着。なかなか出てこない荷物を待っている間に、一人のチャリダーを発見。荷物を自転車に装着するのではなく、台車をくっつけて引っ張っていくというスタイルの自転車乗り。興味本位でパチリと写真を撮ったこの時には、この彼と今晩一緒の部屋で過ごすことになるとは思ってもみませんでした。

 さて、San Calrosにニカラグアのイミグレがありまして。引き続き、ここで出国手続きを済ませるつもりだったのだが、イミグレが開くのが8時からという。まだ7時前だったので、食堂に入って朝飯を食べて時間をつぶすことに。さくっと、食事を済ませ、8時前に行ってみると、もう人がいっぱい。最後尾に並び、入り口からつながる細い通路を自転車ごとつっこんでイミグレのカウンターへ。普通、イミグレに自転車のまま入るなんてことはしないものなのですが、ココは特別。イミグレの奥には川がありまして。この川は、コスタリカのLos Chilesに続いているんです。そう、このままコスタリカへ。今度こそ、船路で国境越え!ボート乗り場に行くと「自転車の荷物ははずしてね」。・・・。自転車に装着したばかりの荷物を再びバラバラにして船に詰め込んでもらっていると、この船に、先ほどの西洋人チャリダーも、乗り込んできまして。お互いの自転車をネタに、少々会話が弾む。彼はオーストリア人のMaxさん36歳。アメリカのロスから入って自転車で南下中という。さて、散々待たされたあげく、船は10時に出発。再びジャングルクルーズの世界へ。が、ここでのジャングルクルーズはイマイチでした。二度目だったから、感動が薄くなっちゃったのかなぁ。Rio Dulceのジャングルクルーズではメッチャ興奮したのに・・・アマゾン川のジャングルクルーズに期待することにしよう。

 国境と思われるところには、警備小屋がありまして。船は一旦この警備小屋に立ち寄り、なにやら書類を手渡した後、コスタリカ領へ突入。そこから30分ほどでLos Chiles到着。荷物を降ろしてもらって、オイラが自転車を組み立てている間に、Maxさんは自転車に台車を装着して、イミグレへ。うーん、簡単でいいなぁあのスタイル・・・と羨ましく思いつつ、オイラはようやく自転車を組み立て終わり、イミグレへ・・・無事、7カ国目コスタリカ入国です。

 イミグレから出ると、Maxさんが待っててくれまして。というか、「この町で一泊することにしたんだけど、宿とか知らない?」という相談をされまして。オイラが持っているロンプラに安宿の名前が書いてあったので、一緒に探すことに。場所が分からなかったので、とあるレストランに入って聞いたところ、「その宿はつぶれて、もう無いよ」とのこと。しょうがないので、「安い宿、この辺にありませんか?」と聞き、一つの宿を紹介してもらいました。その宿はすぐに見つかり、今晩泊めさせてくれませんか?と聞くと、1部屋?2部屋?と。おぉ、そうか、今日は二人で来ているのだ。値段は?と、聞くと、1部屋で10,000コロンだという。一部屋をシェアしたほうがお得なようだ。今日初めて会ったMaxさんであるが、まぁこの人は大丈夫な人だろうオーラを感じ取っていたので、躊躇無く、シェアすることに。Maxさんもオイラのことをそう感じてくれたのだろうか?さてさて、荷物を部屋に入れ、落ち着いた後、昼飯を一緒に食べに行くことに。なんとMax、ベジタリアンなのであった。肉を食わずによく自転車で・・・

 その後、銀行に行き、両替をしようと思ったのだが、またもや銀行ではコルドバからの両替はしない、と。もししたいのなら、首都サンホセの銀行に行ってください、と言われる始末。しょうがないので、イミグレのところに戻り、両替商のおじさんに両替してもらう。そうそう、コスタリカに入って何に驚くかって、1コルドバ=28.3コロンというレートのお金。約30倍の違いって・・・そりゃ、頭で分かっていても、値段を言われると、クラッとくる感覚を味わえます。先ほどの宿の値段、10,000コロン。よくよく考えると、1,800円くらいなんです。シェアしたので一人900円ほど。でもねぇ、今まで90とか100とかで宿を考えていた感覚が抜け切れないため、10,000と聞くと一瞬ギョッとするんですよ。というか、10,000なんて単位、これまであまり出会わなかったから、スペイン語で言われても、耳が慣れておらず、聞き取れないし(笑)。スーパーに寄って値札を見ても、クラクラします。そのうち慣れるんだろうけど・・・ただ、冷静になって、日本の円換算をしてみると、商品一つ一つはそんなに高くない印象なんです。コスタリカは物価が高いって聞いていたのに、ちょっと意外。

 さて、宿に戻って、しばし、二人とも自転車整備。Maxはあんまり自転車整備をやらないらしいんだけど、オイラがやっているのを見て触発されたのか、自転車をいじり始めてました。そして、日が暮れて、また夕飯を一緒に。なんか、こういう出会いで、しばし行動を一緒にするのってのも新鮮で面白かった。朝型のMaxは5時起きで、5時半出発らしい。オイラとしては、そんな早出は、特別な時にしかやらないのだが・・・明日はちょっと付き合ってみるとするか。