Estove esperando
待っていてもいいことが起こるワケではない

2009.04.18 / CostaRica(San Jose) 本日100kmくらい移動(自転車0km走行) : Total 9222km走行
天気:曇り&晴れ ネット接続:1

(English)
  Today I went to Volcane Poas. But I couldn't see the creater because of the fog.



(Español)
  Yo fuy a Volcán Poas. No pude mirar el cráter debido a niebla.
 今日は、バスに乗ってポアス火山へ。直径1300mものカルデラが見える現在も活動中の活火山なのだ。サンホセから2時間、快適なバスの中では、いつの間にか爆睡してました。それにしても、バス移動って楽でいいなぁ。山道もガンガン上っていけるし。ちなみに、バス代は往復で3,400コロン(600円強)、そしてポアス火山入場料が5,640コロン(約1,000円/学割効かなかった)。

 サンホセは晴れていたものの、昨日から、空には雲が多く、特に山の山頂は雲で覆われていたので、ひょっとしたらカルデラは見れないかも、という予感が・・・アレナル火山と同じで、山には雲がかかっていることの方が多いようで、運がよければ見れるという、気まぐれお天気まかせ。案の定・・・山頂の展望台から見える景色は一面霧に包まれ、真っ白な世界だけ。ゴーという噴火音と、硫黄の匂いだけはするので、この白い世界の先には、と、妄想を駆り立てられるのだが・・・あぁ、一瞬でも霧が晴れてくれないかなぁ。

 そんな願いは届かず、霧は一向に晴れる気配がしない。そばにいる何人かの観光客と一緒に、無駄だと分かっていても、一斉に霧に向かって口で<フー>と息を吹きかけてみたりする。展望台で2時間くらい待ったのだが、一瞬たりとも霧が晴れることはなかった。自然相手なので、待つしかないんだけど、待っていたとしても必ずしもいい結果になるとは限らないのが辛いとこ。バスの出発時刻が迫ってきているので、泣く泣く戻ることに。うーん、それにしても、火山とは相性がよくないのだろうか、グアテマラのサンティアギートから、活火山を堪能できてない。

 火口が見れなかったので、せめて自然を堪能して帰ろうと、戻りはジャングルの中を通るトレッキングコースを歩いて帰ることに。展望台では、晴れることを願っていた霧だが、ジャングルでは逆。霧のただようジャングルは逆に雰囲気があって、いい!楽しめました。途中、リスに遭遇したりして。

 さて、コスタリカっていうと、ネイチャーな国というイメージだったのだが、確かに、それはその通り。ただ、この自然、コスタリカだけ特別なわけではなく、ホンジュラス、ニカラグアも同じような自然に囲まれていたのだ。トンネルを抜けたらそこは雪国だったみたいな、コスタリカに入国したら突然ネイチャーな国だった、なんてことはなかった。ニカラグアでも同じような自然が広がっている。じゃぁなんでコスタリカだけ特別ネイチャーな国というイメージなのか?これは、観光立国として生きていくための、国による強いイメージ戦略なんだと思う。自然を満喫したいなぁ=コスタリカに行こうか、という図式が浮かびやすくなっているのはこの戦略が成功している証拠。ホンジュラスでもニカラグアでも自然を満喫出来るんですケド、そういうイメージはあまり世の中に浸透していないように感じる。あえて、イメージを出していないのか、それとも、すでに浸透してしまったコスタリカのイメージに勝てないのか。