Hasta la vista, Osa
またいつの日か・・・オサ半島に

2009.04.27 / CostaRica(Drake~Palmer Norte)本日自転車15km走行 : Total 9531km走行
天気:晴 ネット接続:1

(English)
  Today I leaved at Osa. I like Osa. I want to come this place again.



(Español)
  Hoy yo salio de peninsula de Osa.
 メヒコを中心に豚インフルエンザが世界的に広がりそうな気配というニュースを、今日、メールで知る。そういえば、お昼に入ったレストランのテレビで流れていたニュースで「メヒコ、メヒコ」とシャウトするレポーターと、注射を打っている映像と、空港の映像が流れていた。何のことだろうとボーっと眺めて見ていたのだが、今になって考えれば、あれは、豚インフルエンザの流行(の兆し)を伝えるニュースだったのだろう。こういう肝心なことが分かるようにとスペイン語を学んだはずなのに・・・

 それはそうと、今日こそはボートに乗れるようにと、おじさんに何度も確認し、6:45にビーチに行く。ビーチには同じくSierpe行きのボートを待っている二人の旅行者が居て、ホッと安心。7:15発のボートに乗り、いざSierpeへ。

 それにしても、オサ半島、すごく気に入りました。住んでいる人たちは温かくフレンドリーだし、海岸はオイラが理想としているビーチのイメージにすごく近いし、緑が深いジャングルもなんだか心を落ち着かせる波動を出している(ように感じる)し。今回、節約旅行というのもあって、安宿に泊まったんだけど、ちょっと覗いてみたここのリゾートホテルはすごい。ジャングルに溶け込むように造られたホテルには、「あぁ、こんなリゾートホテルに泊まるのも素敵だ。というか一度は泊まってみたい」、と思わされちゃいまして。よぉし、お金を貯めて、またこの地に来るぞっと。そして、リッチなリゾートホテルで、この地を満喫してやるっ。

 そう、ちょっと前の日記に、自然という点ではコスタリカだけではなく、ホンジュラスやニカラグアにも同じような環境があるって書きました。それはその通りなんですが、コスタリカは、なんていうか、この自然をパッケージ化するのが上手い。行く先々で感じる、サービスのきめ細かさや、宿のちょっとした気配りが、ホンジュラスやニカラグアとの違い、さすが観光王国と言われるだけのことを感じるのです。

 それから実は、コスタリカ、来る前は、コスタリカの人はアジアの人に冷たいよ、という話を小耳にはさんでいて、ちょっと構えていたのですが、入国して走ってみると、全然そんなことはない。道ですれ違ってもにこやかに挨拶してくれるし、道を聞いてもすごく丁寧に教えてくれる。いやぁ、コスタリカはオイラの中でかなり点数高いです。

 さて、9:00頃無事Sierpeへ到着し、宿へ戻る。昨日船がなくて戻れなかったことを話すと、宿のおばちゃんは笑顔で「ノープロブレマ」と。で、宿代の交渉をすることにしました。実は、金曜日に一泊して、日曜日に戻ってきて一泊するつもりだったから、二泊分の支払いをしていたのです。ところが、日曜日に戻って来れなかったから、支払済みの二泊目のお金で、今日一泊させてもらえないかなぁと。するとおばちゃん、「いやいや、今日泊まるなら後二日分のお金を払ってね」と。「?」「あなたは金曜の夜から泊まっているから今日で3日目でしょ。明日までいるのなら4日泊。二日分しかお金はもらってないからね」。えぇ!ドラケに行く前に、いない間はお金を払わなくていいですよね、と交渉したつもりだったのだが、どうやら伝わってなかったようだ。あぁ、肝心の交渉コミュニケーション能力が・・・オイラのスペイン語はまだまだダメざんす・・・

 ということで、居なかった日の宿代も支払うことに。さすがに交渉してまけてもらったけど・・・これは、まぁしょうがない。オイラのコミュニケーション能力不足。で、支払ったお金で泊めさせてもらえるならもう一泊しよう、という計画が崩れたので、移動することに。時間も時間なので、あんまり距離はいかないことにして、15km戻ったところにあるPalmer Norteで宿をとることにした。

 のんびりとした穏やかな道を走り、1時間ほどで、Palmer Norteに到着。ここで、Wah Lokというおそらく中国系の人が経営する安宿にチェックイン。隣がレストランになっていて、久々に中華を食べる。五目そばをオーダー。トロミで包まれた具がメチャウマ。いやぁホント、食べ物が旨いとなにより幸せ気分を味わえますな。

 さて、その後は、洗濯したり、写真を現像に出したり、日記を書いたり、荷物を整理したり、髭を整えたりと、バタバタと身の回りのことをこなす。いやぁ、それにしてもこちらの写真の焼き技術はちょっとヒドイ。急いでやってもらったのと、安くしてもらったから文句は言えないんだけど・・・日本だとスピード写真でも、もうちょっとなんとかしてくれるぞ。色味がでなかったり、露出がひどかったりというのは、一概にカメラやオイラの腕のせいではない。焼きのいい加減さというのも大きな要因だということが判明しました。だって、試しに水の外で撮った写真も、色味が抜け、青がかぶっちゃっているんだもん。機械の設定を最初の写真に一旦合わせてそのまま全部その設定で焼いちゃっているのかなぁ。