(English)
Today we walked around town of Cartagena.
(Español)
Hoy me paseé en el pueblo de Cartagena.
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泊まっているホステルはカルタヘナの旧市街にある。カルタヘナの旧市街、ここは、街をグルッと城壁で囲まれている不思議な街だ。なぜ城壁で街を囲むようなことになったのかというと・・・ここカルタヘナはスペイン人がインカを滅ぼした後、強奪したお宝を運ぶ貿易港として発達したようです。そして、このお宝を横取りしようとカリブの海賊の標的になったと。大事なお宝を海賊に盗られちゃたまらんと、スペイン側が海賊対策として、城壁を持つ港として造り上げられたというワケらしいのです。なるほど、こんなバックグラウンドを頭に入れて、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」をもう一度見てみると、なんか違う面が見えてきそうですな。
今日は、そんなカルタヘナ旧市街を散歩・・・しようと思って表に出たのですが、とにかく暑い。今まで訪れた街で一番暑いかも。う~、こんな場所をこれから自転車で走りぬけていくのかと思うと、ちょっぴり凹む。
ただ、暑いと、アイスが旨いのだ。つい街のアイス屋に足が向いてしまう。ダブルのコーンアイスが、2,000ペソ。2,000ペソといっても、日本円にすれば100円弱。まぁ無難な値段でしょう。それにしても、コロンビアの通貨の桁はコスタリカ以上。スーパーに入って値段を見ると、これまたクラクラしちゃいます。
街はコロニアル様式。コロニアル様式とは、スペイン統治時代の建物の形式を言うらしい。まぁ中南米ではどの街に行っても古い町並みはコロニアル様式なのだが・・・よく考えてみると、どこへ行ってもコロニアルな町並みが見れるってことは、どんだけスペインが中南米を支配していたのかってこと。スペイン、恐るべし。
昼飯は大衆食堂っぽいところで。スープと肉、米、野菜の乗ったプレートでたらふく食えて4,800ペソ。これで200円ちょいって・・・ここでは自炊するより外食したほうがいいようだ。
そして、街のいたるところで、フルーツやらアボガドが売っている。マンゴは大・中・小と様々な大きさの種類のものがあって、それぞれ味わいが微妙に違う。オイラとしては小さいマンゴをキンキンに冷やして食べるのが好き。これはマジ旨で・・・最高の幸せ感を与えてくれるんですよ。
さてさて、こんなコロンビア、人もフレンドリーでいい国だよという話を聞いていて、これから自転車で走るのが楽しみではあるのですが、実は明日から一週間ほど、バスでベネズエラに行こうかなと計画中。というのも、自転車で、このままコロンビアを南下して、エクアドル→ペルーと行く予定なのですが、このコースだと、エンジェルフォールが見れない。NHK&BBCの「プラネットアース」Vol.2のオープニングで、ギアナ高地のテーブルマウンテンとエンジェルフォールのスゴイ映像を見せ付けられて以来、この地をぜひこの目で見たいと思っていたのだ。グルッとベネズエラを自転車で回るか・・・とも考えたのですが、エンジェルフォールのあるカナイマへ通じる道はなく、結局他の交通手段に頼らざるを得ないようなので、それなら、いっそ、バスで行っちゃおうかなと思いまして。テーブルマウンテンとエンジェルフォールを堪能した後、カルタヘナに戻って、自転車旅を再開させるつもりです。
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