(English)
We went down the mountain of roraima.
(Español)
Hoy bajamos el Mt. Roraima.
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朝、また寒くて目が覚める。今日は皆早起きでいつもは朝食を食べ始める7:00過ぎには出発する準備が完了。今日は下山なのだ。上ってきた急な山道を下る。下り始めて分かったのだが、下る方が疲れる。足場をしっかり固めるために神経を使うし、普段使っていない筋肉もピンと張らねばならない。しかも、靴が完全に壊れてきた。左の前部分は底が外れてパコパコ。完全に死にました、この靴。ああ歩きづらくて、辛い。昨日、マーべリックからの素晴らしい景色を見て、辛さの全てを洗い流してきたのに、また辛さが溜まってきてしまった。と、下りの最中は思っていただのだが、なんとか二日目のベースキャンプ地まで降りてくると、そんな気持ちはどこかへ行ってしまい、すがすがしさだけが残った。あ~きっとまたどこかで山に登るんだろうな。次はフィッツロイか?
さて、今日はこのベースキャンプには泊まらず、一日目に泊まった場所まで一気に歩くのだ。ベースキャンプでしばらく休憩した後、リオテックに向け出発。ホセはどんどん先に進む。オイラ達のことはあまり気にしていないようだ。マイペースなガイドさんなんです。そうそう、書き忘れてましたが、一緒にロライマに登ったメンバーについて、少々メモを・・・アイルランドのキャロルは一日目から、歩き中、ず~っとしゃべっている。このおしゃべりパワーはどこからくるのか不思議になるくらいのしゃべりっぷり。そして、ブラジル人カップルのジョーとジュリアンの仲のいいこと。凸凹コンビのお二人なんですが、なんだか周囲も暖かくさせてくれるいい関係でした。そして、オイラに一番気を使ってくれたサンダーは、歩くの大好き男。一番活発に動き回ってました。ちなみに、サンダーもオイラに負けない食べっぷり。シウダー・ボリバールから一緒だったヤジータは、ちょっぴり自分中心なマイペース人間。たまにイラッとさせる言動をするんですが、気さくでいいヤツでした。最後に、ポーターのチグリ。実は一番大変じゃなかったのかな・・・メンバーの食料をはじめ、重い荷物をしょって後ろからついてきてくれて・・・スペイン語しかしゃべらないホセの通訳だったり、疲れたホセの代わりに先頭で誘導したり、ご苦労様でした。
川に出たので、昼休憩に。久々に水浴び。振り返ると今朝まで山頂に居たロライマ山が遠くに見える・・・それにしても、シャワーは川で、食事はオイルストーブでパスタかスープを自炊、寝るのはテント、そしてトイレは野で、と、うむむ・・・このワイルドさは、自転車旅行で最初に抱いていたイメージそのものではないか。普段の旅もこんな生活をするべきなのかもしれないケド・・・都会人の習性を捨てきれないオイラ・・・
そして、ようやくリオテックに到着。山下りの時に足の筋肉を張っていたせいか、足がパンパン・・・確実に筋肉痛になるな、こりゃ。んでもって、ここのキャンプ地にある民家でビールが買える。ちょっと早いけど5日間の登山生活の無事を祝して、乾杯した。く~旨い。
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