Muy Bien!
「最高」と何度言ったことか

2009.06.03 / Colombia(Cartagena~SanJuan Nepomuceno) 本日自転車89km走行 : Total 9976km走行
天気:晴れ 自転車折りたたみ:1
朝飯→玉子焼き+シリアル 昼飯→ポヨプレート 夕飯→カルネプレート / 宿→Hospedaje Clamy(15,000ペソ)

(English)
  I started from Cartagena by bicycle today.



(Español)
  Hoy yo salio de Cartagena.
 さぁいよいよ自転車旅の再開だ。パナマでは車に乗せてもらったりして、実質そんなに走っていなかったんで、それを考えると、ほぼ1ヶ月ぶりの自転車。6:30頃宿を出発、荷物は増えていないはずなのに、ズッシリ感じる。こんなに重かったっけ?とヨロヨロしながら走り出す。

 朝とはいえ、カルタヘナの市内は結構な交通量。人や車にぶつからないように、ゆっくりしたスピードで走る。そうそう、コロンビアはバイクが多い。これが、中米とは違うポイント。バイクタクシーなるものがあるらしく、二人乗りのバイクがガンガン走っているのだ。そんな道を走りながら、久々の自転車、なんか楽しい。自分の足でペダルをこぎ、前に進む感覚が心地いい。オイラはやっぱり自転車好きなんだな、と実感。それにしても・・・暑い・・・やっぱりここは暑い。汗が玉のように落ちてくる。すぐに喉が乾くから、手持ちの水の量があっという間に減っていく。途中で補充しなきゃいけないかな?さて、街を抜けると一本道になった。そして、交通量は一気に減る。通るのは大型トラックか、バイクタクシーかって感じ。で、自転車で走っていると、このバイクの人たちが、手軽に挨拶していってくれるのだ。片手をあげ、親指を立て「bien?」のポーズ。オイラもお返しで親指を立て「Muy bien!」と。こういうやりとりが楽しい。やっぱり自転車旅はいいなぁ。この挨拶、バイクに追い抜かれたり、すれ違ったりするたびにやっているので、一体何回やったことか。

 しばらくすると、緩やかな上り坂になってきた。最初はガンガン上っていたのだが、一ヶ月のブランクと暑さのため、後半はホントにバテバテ。ちょっと進んでは休み、ちょっと進んでは休みの繰り返し。途中、自転車に乗った地元のモノ売りおじさんと、抜きつ抜かれつの関係になった。オイラが休んでいる時、おじさんが抜いていく。おじさんは途中の町に寄っているようで、いつの間にかおじさんを抜いていたオイラ、次の休憩ポイントで、またおじさんに抜かれる・・・すっかり顔見知りになってしまったおじさんは「カンサ?(疲れた?)」と笑いながら追い抜いていくのであった。

 途中、休憩のため入った売店で、炭酸飲み物を頼んだのだが・・・ん、なんだかビールの味がするぞ。こ、これはビールではないですか?コーラかペプシを頼んだのに、無いといわれ、じゃあ代わりのものをと言ったら出てきたのがビール。旨かったけど、疲れている体がさらにグッタリしちゃったじゃないか・・・

 疲れ&ビール効果のため、ラスト5kmが、ものすごく遠い距離に感じつつ、18:00過ぎ、ようやくサンファンという町に到着。到着した途端、荷物を山のように積んだ自転車がめずらしいのか、いろんな人たちに囲まれてしまった。とにかく疲れていて、早く宿に入りたかったオイラは、「安宿はありませんか?」と。「あそこにあるよ」と、教えてもらった宿に、チェックイン。15,000ペソで、シャワー、エアコンつき。あぁエアコン!この文明の利器のありがたさをどんだけ深く感じたことか・・・シャワーを浴びた後、しばらくエアコンの前でたたずみ、涼んでいたのでした。