Reviso la montaña
いよいよ山越え開始です

2009.06.10 / Colombia(Taraza~Valdivia) 本日自転車62km走行 : Total 10397km走行
天気:曇
朝飯→カルネプレート 昼飯→カルネプレート 夕飯→カルネプレート / 宿→Estadero Monterrey(12,000ペソ)

(English)
  Today mountain climbing started. I have to climb up 2,700m. It's tough for me.



(Español)
  Tengo que subir 2,700m.
 いつもは朝、シーチキンをパンに挟んだ軽食を食べ走り始めるのだが、今日は、手持ちのシーチキン缶が切れていたので、朝飯を道端で発見したレストランで食べる。朝からスープに、肉にフリフォーレスに米にアレパと盛りだくさん。それにしても、ここ、コロンビアの定食料理、ボリュームが結構あるので、3食この定食を食べていると・・・確実に太ります。コロンビアでみかけるおじさんが、なぜあんなにもお腹が出ているのか、そしておばさんはなぜあんなにも丸々としているのか、分かってきました。この食生活を送っていると、一日中自転車に乗って動き回っているオイラでさえ、ちょっとプックラしてきましたもん。イカン、ちょっと控えないと!それはそうと・・・このレストランでいただいた、コーヒー、おいしゅうございました。メヒコの<Barbacoa de Miranda>を思い出す大好きな味のコーヒーでした。

 さて、Tarazaから山へ向かう道、走っていると、あちこちで、水道管から水を放出している様子が見られるんです。この水道管から溢れる水、生活用水に使っているようで、現地の人たちが、車やバイクの洗車やら、洗濯やら、頭のシャンプーやらをしてました。で、この水道管の水、とにかく、水が垂れ流し。あちこちで噴水状態なのだ。もったいなくないのか?と疑問が沸いたのだが・・・この辺り、山から流れてくる水なのか、小さな滝がいくつも見られ、道路わきは常に濡れている。山の恵みで、とにかく水が豊富にあるようなのだ。なので、水は止めるもの、という概念がないのかもしれない。それにしても、水があるところには人が集まるようで。いつもなら、町が終わるとしばらく民家は見られず、農場か牧場が広がっているのだが、この辺りは、切れ目なく民家が続いていまして。おかげで、道端で用を足すワケにいかず、困ったのであった・・・

 40kmほど緩やかな道が続いたのだが、河を渡ったところから、いきなり登り坂が始まった。いよいよ山越え開始だ。ここから、2700m近く山を上ることになる・・・ああ、憂鬱。

 1時間5kmほどのペースで進む。これじゃ、歩いているのと同じようなペースざんす。こんなにゆっくりペースになってしまうのは、自転車を押すことが多くなるということと・・・なんといっても、休憩タイムが増えるんです。20分進んだら10分休憩というくらいのペースで進むことになるんですが・・・これくらい休憩をいれないと、体が壊れてしまいます。

 そんなこんなで、一歩一歩上っていると、周囲が、すっかり山で囲まれてきた。

 今日は1000mほど上がった地点にあるValdiviaという町で宿をとることにした。このValdiviaという町、家がレンガ造りになっていて、その家が尾根づたいに連なっているという、とてもボニートな町だった。泊まった宿も、久々にこぎれいな部屋で、いい感じ。そして、なんといっても・・・宿に併設のレストランのお姉ちゃんが、かわいかった!オイラの旅に興味を持ってくれ、オシャベリをしたのですが・・・あやうく、惚れちゃうところでした。あと一泊して、もうちっと話すチャンスがあったら、確実に惚れてたな、うんうん。それにしてもコロンビアは、きれいでキュートな女性が多いような気がします。

 1000m上がってちょっと過ごしやすくなったが・・・相変わらず暑い・・・部屋に居てもうっすらと汗がにじんでくるのでした。そして、今日も汗疹の痒みに悩まされる・・・