El viajero de la bicicleta
旅チャリダーに遭遇

2009.06.12 / Colombia(Yarumal~Don Matias) 本日自転車75km走行 : Total 10510km走行
天気:曇のち晴
朝飯→シーチキン缶 昼飯→ポヨプレート 夕飯→ステーキ飯 / 宿→Hotel La Aldea(13,000ペソ)

(English)
  Today I met travelers by bicycle from Ushuaia.



(Español)
  Hoy me encontré a los viajeros por bicicleta.
 今日も山登り。さぁ気合を入れて・・・と思ったら、意外と緩やかな上り道。昨日ほどは、きつくもない。

 相変わらずバイクとトラックとバスに、追い抜かれたりすれ違ったりしながら走っているのだが、たまに、自転車乗りの人たちとすれ違う。コロンビアは自転車が盛んなのか、とにかく山道をガシガシ走っている現地の人たちを見かけるのだ。「オラ、アミーゴ!」と声をかけあってすれ違う。お互い自転車同士、なんとなく気持ちが通じる瞬間で、ちょっぴり嬉しい気分になるのであった。

 さて、早めの昼飯を食べ、山をひと上りすると、どうやら頂上を越えたようで、道が下りになってきた。あぁ、この上ったことで作り上げたエネルギーポテンシャルをすぐに放出しちゃうのは、なんだかしのびないなぁと思いながら、下っていると、向こうからリアのサイドに荷物を積んだ二人のチャリダーがエイコラとコギながら上ってくるのが見えた。自転車のサイドに、バックを積んでいるところを見ると、現地のサイクリストではなく、旅チャリダーのようだ。おお、久々に道で出会う旅チャリダーだ。彼らはイギリス人のトムとディブ。ウシュワイアから出発して、南米大陸を上ってきたらしい。そんなチャリダーの彼らだが、オイラの自転車を見て「アンビリーバボー、クレイジー」と言っていた。自転車仲間にもこんな風に言われるなんて・・・BD-1ってそんなにムチャな自転車でしょうか?・・・彼らはとにかくこれからガタガタになる道に向けて、この自転車のサスペンションと、この荷物の重さで大丈夫なのか、と心配してくれてまして。うーん、オイラもその辺、気になるところではあったのですが・・・まぁやってみないとわかんないし、がんばってみますよ、と、そんな感じで、しばらくの間、道で話していたら、彼ら、オイラがカルタヘナで知り合ったオリバーと、ペアラン(一緒に走ること)していたということが判明。なんだか、こういう、実はあの人と知り合いで・・・みたいなのって、世界がつながっている感じがして、テンションあがっちゃうんですよねぇ。

 さてさて、彼らと別れて、しばらく快適な下り坂が続く。今日はMedellinまで40kmとなるDon Matiasという町まで来ることができた。明日はいよいよMedellinだ。ここDon Matiasはセントロが道路から2kmほど入ったところにあるので、セントロまで行かず道脇のホテルで宿をとることに。ちょっとこぎれいな感じだったので、高いかなと思ったら、15,000ペソとそれなりの値段だった。ここに泊まる気満々だったのだが、一応値切り交渉をしてみたら、13,000になった。ラッキー。で、部屋に入ってビックリ。これが、今までのコロンビア宿とは大違いのきれいな部屋だったのだ。部屋なんて寝られればいいと思っているのだが、清潔で明るい部屋は気分をよくしてくれるもんです。で、温水シャワーを浴びスッキリした後、夕食を食べに・・・宿代をまけてくれた時、かつ宿に併設の食事処がある場合、義理で、その食事処で食べることにしていまして。今日もこの宿に併設されているレストランでカルネをオーダーしたところ、いつものコロンビア定食ではなく、欧米風のステーキ飯が出てきたのです。しかも、デザートのケーキつき。ちょっと高めの7,000ペソだったけど、飯もケーキもおいしかったので、満足、満足。