No me gusta
嫌いなもの二重奏

2009.06.22 / Colombia(Caramanta付近~Chinchina) 本日自転車86km走行 : Total 10748km走行
天気:雨時々曇 自転車折りたたみ:1
朝飯→シーチキン缶 昼飯→カルネプレート 夕飯→アロス+フリホーレス / 宿→Residencias el Paraiso(3,000ペソ)

(English)
  Today I run mountain road in rain.



(Español)
  No me gusta llover y monte.
 朝起きると雨音が聞こえる。昨日の晩の雷をともなっての大雨が、一晩たっても止んでいないようだ。ただ、ダイブ小降りになっていたし、牢屋のような部屋に一日こもっている気分にはなれなかったので、雨がシトシト降る中、出発。

 Medellinの街外れにある2000m級の山を越えれば、後は楽になるかと勝手に勘違いしていたのだが、そこはコロンビア、ひたすらアップダウンの激しい山道が続く。あぁ辛い・・・しかも、今日は、雨がずっとシトシト降っている。自転車で走っていて何が嫌かというと、山道と雨なんです。今日は、そんな山道と雨という嫌いなモノのダブルパンチ。雨宿り&休憩を繰り返し、気分は相当めげながら、少しずつ道を進む。

 今日本当は、Manizalesという街に行くつもりだったのですが、15時過ぎに辿り着いた分岐点でManizalesまで後19kmあるという標識を発見。一方、もう一方の道を行くと、Chinchinaという町に9kmで到着するという。時間も時間だし、これから山道を19kmはキツイ、ということで、Chinchinaに行くことに決定。この9kmも、雨宿りを繰り返していたら、結構時間がたってしまい、ようやくChinchinaという町に到着した頃には、日も暮れかけていた。日が暮れて寒くなってきたし、なにより疲れ果てていたので、セントロに出て、一番初めに目に付いた宿に入ろうと、セントロにいくと<レジデンシア>と書かれた入り口を発見。早速入って宿代を聞いてみると「トレスミル」とのこと。え?一瞬聞き間違えたのかと、聞き返しちゃいました。なんと、宿代が3,000ペソ。150円ですよ。四角い部屋にベッドが一つという、昨日と同じような部屋ではあったのですが、この安さにはビックリ。しかも、3,000ペソの安さにも関わらず、宿のおじさんは暖かいお茶を出してくれるは、おばさんは、タオルと石鹸とトイレットペーパーを渡す時に、甘いドリンクを出してくれるはで、サービス満点。いいんですか?この値段で・・・で、飯を食べたいとおじさんに相談したら、近所の食堂に案内してくれて、ここがまた、安かった。2,000ペソでたらふくの料理。アロスとフリフォーレスメインだったんだけど、ちゃんとおかずもついたし、トルティーアまでついていた。お金的にはこんな調子で旅を続けられると助かるんだけどなぁ・・・

 宿に戻って、泥で汚れた自転車を洗い、整備をしていると、宿の娘さんが話しかけてきた。「ノビア(恋人)はいるの?」と聞かれ、「いや、今はいないよ」と答えたのだが、その後に続いた質問が「ポルケ(なぜ)?」・・・いや、なぜと言われても・・・