Monte y monte
山そしてまた山

2009.06.23 / Colombia(Chinchina~Salento) 本日自転車63km走行 : Total 10811km走行
天気:曇時々晴 自転車折りたたみ:1
朝飯→シーチキン缶+バナナ 昼飯→焼肉 夕飯→自炊トマトスープ / 宿→Plantation House(15,000ペソ)

(English)
  Today I arrived at salento.



(Español)
  Hoy yo llegue a salento.
 相変わらず、山道が続く。しかもアップダウンが激しすぎ。暴力的な下り坂の後に、果てしない登り坂・・・出会う人達が素敵だからいいようなものの、こんな山道だけだったら、コロンビア、嫌いになりそうです。

 緑に囲まれていた山道が、次第に騒々しい雰囲気になってきて、Pereiraという街に出た。結構でかい街。都会に入ると、道は狭く、車の通りが増える。街に入る前は閑散としていた道路が、あっという間に車でいっぱいになるのだ。この車たちは一体どこへ隠れていたというのだ。トラフィックの科学で解明してもらいたい不思議な現象だ。さて、Pereiraでは、そろそろ手持ちのお金がなくなってきたので、キャッシングのためカヘロ(ATM)に寄ったくらい。特に見所もなさそうなので、街をサッサと抜ける。

 街外れまで来て、ふとルート選びに迷う。実はこの先、見所があるが山道が続くSalentoという町へ行く道と、川沿いに降り、平坦な道になるCartagoという町へ行く道の二つの選択肢があるのだ。これまで、山道にうんざりさせられていたので、当然Cartagoでしょと思いたいところだったが、<ここまでうんざりさせられているんだから、もう、とことんまでうんざりしちゃいなよ>と、なぜかサディスティック発想の逆ポジティブ状態に気持ちが振れちゃいまして。結局Salentoに行くことに決めたのでした。ここから一気に下り坂、さぁもう後戻りはできないぞという状況になってしまい・・・この坂を下りきると、果てしない山が目の前に。ヤッパリ、Cartagoに行けばよかった・・・

 しばらくAutopista Cafeを走っていると、途中また道が分岐。Armeniaという街へ行く道と、Salentoへ向かう道が分かれている。今走っているAutopista Cafeをそのまま直進すればArmenia。Salentoへは迂回ルートで行くことになるのだ。このままArmeniaに向かいたいという衝動を抑えつつ、Salentoへ。わき道に入った途端、超暴力的な下り坂。そして、向かいの山の中腹に見える家々・・・ひょっとして、これは一旦降りた後、また上りですか?・・・想像通り、Salentoは向かいの山の頂上にあったのでした。それにしても、山や峠のアップダウンを繰り返しているため、替えたばかりのブレーキシューが、もうヘタってきている。ブレーキの効きが微妙で危険。そろそろまた替えないといけないか・・・カリに着いたら自転車屋に寄ることにしよう。

 さて、やっとの思いで、向かいの山まで上り、<Plantation House>というバックパッカー宿に。なんだか、人で溢れている。ここ、人気があるようで、バックパッカーでいっぱいだった。「部屋空いてますか?」と聞いたところ、「ドミなら、しばらくすれば空く予定があるわ」と。5時過ぎから待たされ、5時半が過ぎ、6時になり・・・かいた汗を吸い取った服が、冷たい風にさらされて・・・寒いです・・・普通の宿は、11時頃にはチェックアウトすることになっていて、午後は新しい客を入れるようになっているのに、ここはどうもそうでないらしい。夕刻出発だったら、それまでベッドを使っていてもいいようなのだ。確かに夜行で出発するような客にはいいシステムだけど・・・でもねぇ、疲れて到着した客が待たされるというのは、どうかと思いますよ。結局、荷物を置けたのが7時過ぎ。まぁ、待ち時間にオイラのBD-1を見て、いろんな人が声をかけてくれたんで、いい時間つぶしにはなったからいいんですケドね。