Lo deje
断念

2009.06.30 / Colombia(Piendamo~Popayan) 本日自転車60km走行 : Total 11204km走行
天気:晴のち曇 パンク:1 自転車折りたたみ:1 ネット接続:1
朝飯→ツナ缶 昼飯→エンパナダ 夕飯→自炊アボガドサンド / 宿→Casa Familiar Turistas(12,000ペソ)

(English)
  I wanted to go to silvia and tieradentro. But I couldn't go there because it was tough to go by bicycle.



(Español)
  Quiero ir a silvia. Pero yo lo deje.
 さて、ここPiendamoから、まっすぐ南下するとPopayanという街に着くのだが、ちょうど東方向にあるSilviaという町で、先住民の市が開かれる火曜日なので、そこへ行ってみることに。実は、このSilviaという町とさらにその奥にあるTieradentroという場所は、Boquìaで知り合ったジョージお勧めの場所。「コロンビアのインディアン(ジョージは先住民をインディアンと呼んでいた)は素敵だから、ぜひSilviaに寄って行け。そして、Tieradentroには地下墓遺跡があり、ここの装飾がめちゃめちゃビューティフルなんだぜ。ここにも寄って行けな」と言われていたんです。地図で見ると、Silviaは、ちょっとその辺、まぁ、1時間も走れば着くだろうって感じの位置にありまして、向かってみることにしたのです。が、実際の道は、まぁ、上り坂が続く続く。最初の山の上り坂を見た時にすでに止めようかと思ったのだが、せっかくのジョージのお勧めだし・・・山上りも最初だけで、これを過ぎれば楽な道になるさ、ちょっと進んでみようと自分を励ましながら、山の上へ。しかし、そこから見えたのは更なる山の峰峰。距離的には近いと思ったSilviaも、道のりで考えると果てしなく遠いのであった・・・Silviaの町の方向に果てしなく続く山を見て、これは、自転車では辛すぎる、ちょっと寄り道という感覚で行く道じゃない。これが、進む方向(南下ルート)にあるのなら、まだがんばれるのだが、なにせ、脇道ルート。しかも、迂回ってワケではなく、行ったら同じ道を引き返してこないといけないのだ。これは、気持ち的に折れてしまった。ということで、Silvia行きは断念。戻ってPopayanに向かうことにした。

 Popayanまでの道も結構つらかった。いくつもの山を上り下りし、ようやく到着。Casa Familiar Turistasという安宿に行くと、日本人の男の人が泊まっていた。彼はコロンビアを旅行していてこれから北に向かって出発するという。Medellinの宿情報とかお話して別れる。そして、シャワーを浴びたり、洗濯をしていると、別の日本人の男の人がチェックインしてきた。おぉ、こんなに日本人に遭遇するなんて、日本人宿じゃない宿で珍しい。そういえば、タカヒロさん・マチエさん夫妻もこの周辺まで来ているという話をメールで聞いていたので会えるかなぁなんてちょっと期待(後で、同じ日に、Popayanに到着していたことが判明。別宿だったので会えず、残念)。で、チェックインしてきた彼は、南米を二周半しているというツワモノでした。これから、メヒコ方面に向かうというので、コロンビア~パナマ間のヨット情報などを話す。

 さて、久々に明るいうちに街に着いたので、街を散策。白い壁が印象的なしゃれた街でした、Popayanは。

 街では薬屋に寄って、虫刺され塗り薬を購入。ダニかノミか南京虫に刺され、体のあちこちが痒いのだ。汗疹で痒かったり、虫刺されで痒かったり、コロンビアではもう大変。

 その後、宿に戻ってTieredentro情報を収集。自転車で行くことは諦めたのですが、バスで行ければ行こうかなぁと思いまして。が、そのバスでも片道5時間半かかるという。距離的にはそんなにかかりそうもないのに・・・なんでも、とてもダーティーな山道なのだそうだ。バスで半日って、自転車で行くと一体何日かかったのだろう?で、行くだけで半日かかるのだから、行くとなると完全に向こうでお泊りコース。この宿で荷物を預かってもらって、それもありかなぁと思い、相当悩んだのですが、やっぱり行くのはやめました。理由は・・・山道を半日もバスで揺られるのは気分が悪くなりそうだったので・・・乗り物酔いしやすいんです、オイラ。バスでなく自転車で旅をしているのはそんなことも理由の一つだったりして(笑)。せっかくのジョージのお勧めだったんですが・・・ゴメンねジョージアニキ。

 それにしても、山の上にあるPopayanは、また寒い。鼻水が止まらないのです・・・