(English)
I arrived at Pasto.
(Español)
Hoy yo llegue a Pasto.
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次の休息地として考えているPastoという大きな街まであと30km。今日は距離も短いし、楽勝でしょうと思ったのは大きな間違いだった。ひたすら上りの山道が続く辛い道。30kmを5時間かけて進む・・・って時速6kmペース。歩くのと大して変わらない。
そんな大変な道ではあるのですが、途中、雨なんてまったく降っていなかったのに虹がかかっている町を見た。朝早い時間ではあったので、朝露かなんかの影響だったんだろうけど・・・青い空、飛行機雲をバックに見る虹は、なんだかとても心を和ませてくれました。
さて、Pastoに近づくと、いつもどおり、サイクリストの人たちが出現。もちろん、追い抜かされまくり。追い抜き際に「スエルテ!」とか励ましの言葉をかけてくれるのが嬉しい。さらに、道際で農作業をしているおじさんも「Pastoまでもうすぐだ!」と声をかけてくれたりする。コロンビアはこういうのがあるから、走っていて楽しいんだよなぁ、辛いけど。チャリダーには、こんな相反する感情を同居させてくれる面白い国です、コロンビア。
お昼も過ぎ、腹ペコ状態で、Pastoに到着。手持ちのスナック菓子が底をついちゃうし、一応Pastoに近づくにつれ、食事どころなどはあったんですが、入ってみると、どこも高いし・・・結局朝、パン2つ食べたっきりでした。
それにしても、山の中にこんな大きな街があるなんて、と驚かされるほど、Pastoの街の出現は唐突でした。それまでは、民家もまばらで、崖ばかりの山道だったのに。まだ街につかないのぉと、ぼやいていたら突然目の前に街が現れたんです。ビックリです。さて、急に増えた人や車に戸惑いながら、宿を探すため、町中でロンプラを広げ、旅人丸出しでたたずんでいると、当然のことながら「どうした?」とおじさんに声をかけられました。おじさんに「いや、実はこの宿に行きたいんですけど・・・」と地図を見せながら説明していると、いつのまにやら、周囲に子供達の群れが・・・勝手に自転車を触りまくってくるではないですか。何か盗る素振りを見せたら・・・と身構えていたんだけど、子供達は単に自転車を触っているだけでした。そして、人だかりが人を呼ぶのか、もう一人、自転車に乗った男の人が「どうした?」と寄ってきた。そして、地図を見て「ここは知っているから、ついて来な」と走り出しまして。慌ててついていくことに。途中、この教会がPastoで一番古くて・・・とか、いろいろ街についてお話してくれまして。いやぁ、コロンビアの人って、ホント世話好きです。気さくないい兄ちゃんでした。写真は撮らせてもらったんだけど、名前を聞き忘れたなぁ、しまった。
無事、Coala Innというホテルに到着。ここ、てっきりバックパッカーホステルかと思っていたのですが、いわゆるホテルでした。部屋はすべてプライベート(バストイレ共同だと安い)。ネットが使えることを期待してたのですが、ホテルにはネットがないとのこと。ただ、セントロ近くのポヨ専門のチェーン店でWiFiが捕まえられるらしいし、とにかく部屋が広くて快適だったので、ここで2日ほど休息しようかなぁ。ここんとこ、山道があまりに辛くて、宿に入るとバタンキュー状態で、しばらく、日記書きをさぼっちゃっていたので・・・ね。
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