(English)
I arrived at Ipiales. This town is border town of Colombia. Tomorrow I'll enter Ecuador.
(Español)
Hoy yo llegue a Ipiales.
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7時前に宿を出発。Pastoの街を出たところでサイクリストのおじさんに出会い、しばらく併走。一旦お別れしたのだが、街外れの坂をノロノロと上っていたところで、折り返してきたおじさんに再び遭遇。「疲れたか?」と聞かれたので、「ええ」と答えると、「休憩でコーヒーでもどうだ?」と、今上ってきた坂の下にあるカフェテリアを指差すおじさん。是非に、と言いたいところだったのだが、上ってきた道を引き返すのはきついのと、今日はなんとか国境の町Ipialesまで到着したいと考えていて時間がおそらくギリギリであろうと思われたので、せっかくの誘いだったのですが、「今日中にIpialesに行きたいので、申し訳ないですが」と断ってしまいました。おじさんは、残念そうでしたが「がんばれよ!」と励ましの言葉をかけてくれ、去っていきました。う~ん、よくよく考えたら・・・せっかく現地の人が誘いの言葉をかけてくれているのに、断っちゃうなんて!現地の人とコンタクトしたいから、自転車で走っているはずなのに・・・目的を走ることに置いちゃうんではなく、走ることはあくまで手段。目的は人との豊かな出会いとしなきゃ。辿り着かなかったら、前の町で休めばいいだけじゃん。急ぐ旅ではないんだから。大いに反省です。
街はずれの上り坂を上りきると、山の上は雨。雨宿りをしていこうかとも思ったのだが、空の様子を見ると、降っているのは山の上だけっぽい。山特有の天気だ。こういう場合、雨宿りをしても、時間の無駄。山から下りちゃえば、雨は降っていないのだ。なので、サッと山を降りるべく、走り続ける。
カッパを着て雨よけをしているものの、雨が冷たく、とにかく寒い。また鼻水が止まらなくなりそうだ。しばらく雨の中走っていると、下り坂が見えてきた。一気に下り。Tanguaの町まで降りると雨も止み、青空が見えてきた。が、寒さは相変わらず。入ったレストランで飲んだ暖かいソパのおいしかったこと!
その後はゆるい上り坂が続く。緩やかな上りっていうのもなかなか辛いんだよねぇ・・・
17時過ぎにようやく国境の町Ipialesに到着。宿を探していたら、車に乗り、スーツを着たおじさんが声をかけてきた。「その宿なら知っているからついてきな」とそのまま車で誘導。車の後を追うのって、結構きつい。しかも、Ipialesの町は町中が坂だらけ・・・おじさんはおかまいなしで、急な坂を降り、上る。なんとか宿には着いたけど・・・疲れました。おじさん、ありがとう。
いよいよ明日、国境越え。長かったコロンビアもついに最後の夜。ここでは、とにかく人の温かさに包まれて・・・コロンビア大好きな国になりました。あぁ、去ってしまうのが、名残おしい・・・
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