En barco
ガラパゴス六日目:ひたすら船移動の日

2009.07.18 / Ecuador (Galapagos:Isla IsabelaのPuertoVillamil~San CristbalのPuertoBaquerizoMoreno) 本日自転車0km走行 : Total 11724km走行
天気:曇 ネット接続:1
朝飯→シリアル+バナナ 昼飯→チュレッタプレート 夕飯→五目ソバ / 宿→Hostal Los Cactus(10ドル)

(English)
  I went to San Cristbal Island. I ride on ships two times. I was tired today.



(Español)
  Hoy yo fui a Isla de San Cristbal.
 今日は、イザベラ島からサンクリストバル島へと移動する日。そうそう、ガラパゴスでフリーに動こうとすると、船の定期便のある島間の移動が一番イージー。で、定期便のあるのが、今回オイラが訪れた、サンタクルス島、イザベラ島、サンクリストバル島の3島ってワケ。ただ、この島間移動の船、定期便はあると言っても、一日一本のみ。ガラパゴスでの効率的な滞在を考えた時、この一日一本の定期便は意外とネックになってくるのであった。しかも、この定期便、すべてサンタクルス島を中心に運行しているんです。したがって、イザベラ島からサンクリストバル島へ行こうと思っても、一旦サンタクルス島を経由していかねばならないのだ。このめんどくさい船運用のため、イザベラ島発サンタクルス島行きの朝6:00発の船に乗り、2時間かけてサンタクスル島へ着き、サンタクルス島発サンクリストバル島行きの14:00発の船を待つ、という非効率な移動日になってしまったのであった。実はイザベラ島からサンクリストバル島へ、ダイレクトで飛行機も飛んでいるのだが、値段がチト高い。

 早めに港に行ったつもりであったが、すでにスゴイ行列。船の座席はイッパイになってしまい、比較的揺れの少ない後部座席はぎゅうぎゅう詰め。座る席がなくなり、荷物を積む前方の部屋へ・・・船は、前方に座るべきじゃないです。激しい揺れの中、2時間の船旅は、シンドイ。酔いはしなかったんですが、何度も波に叩きつけられ、その度に、ケツを打つ始末。この叩きつけられ度って、この衝撃でパソコンが壊れてしまわないか、心配になるほどの衝撃なんです。酔い止めも兼ねて、2時間寝てしまおうと思っていたんですが、全然寝られやしない。

 さて、予定よりちょっと遅れて8時半にサンタクルス島に到着。次の船まで5時間ほど時間がある。で、この時間を利用して、もう一度ダーウィン研究所に行こうと思っていたのでした。なぜなら、まだ<ロンサム・ジョージ>に会っていないから。実は二日目にもダーウィン研究所に行ったのだが、この時も、ジョージは姿を現さず。3度目の正直ってことで、今日こそ会えないかなぁという期待を込め、ダーウィン研究所に向かう。で、ジョージ専用の飼育ゾーンに行ってみると・・・また恋人亀が2匹いるだけ・・・隣の団体客のガイドが「ジョージは居ないですねぇ・・・朝早い食事時間が会えるチャンスなんですよ。明日早めに来ましょう。さぁ、明日明日」と。オイラに明日はないのだ・・・あぁ、結局会えなかったかぁと団体客が去った後もしばらく、その場に居て、ボーっと飼育ゾーンを眺めていると、真ん中にあるプールゾーンの隣の茂みがなにやらゴソゴソしている。ん、もう一匹カメがいるみたい・・・ちょうどその時、別の団体客がこの飼育ゾーンに到着しまして。その団体客のガイドが「おぉ、ジョージ!」と叫んだのです。隣の茂みから出てきたのは、恋人亀達より一回り大きなゾウガメ。「カレがビンタ島最後の生き残り、ロンサム・ジョージです!」と隣のガイドがシャウトする。おぉ、粘ってみるもんだ、ようやく会えましたよぉ、ジョージじいさんに。これで、サンタクルス島でやり残したこともなくなり、心置きなく出発できるってもんです。その後、町に戻って、しばらくブラブラ。昼飯を<Toropicana>というお店で食べたんですが・・・お昼の定食、メチャウマでした。しかもデザートのスイカもついて3ドル。あぁ、この店、もっと早く知っていれば、通い詰めたのに・・・

 やっと1時半になり、船着場へ。ここで、意外と大きな船に案内される。ただ、中は荷物でいっぱい・・・どうやら、乗客専用船はイッパイになったようで、オイラは荷物船に乗せられることになったようだ。むむ、また荷物といっしょかと思ったのですが、この荷物船、座席はゆったり空いていたので、ある意味ラッキー。今回はゆったり船旅となりました。サンタクルス島~サンクリストバル島はほぼ3時間。ちょっと遅れて出発したというのもあり、サンクリストバル島に到着したのは5時半過ぎでした。周囲はもう夕暮れ・・・実は、タカヒロ・マチエ夫妻から、先にサンクリストバル島に入っているよ~、泊まる宿が決まったら連絡するね、という連絡をもらっていまして。まず、ネットカフェに入ってメールチェック。Cactusというホテルにいるとのことなので、そのホテルの場所を道行く人に聞きながら、向かう。途中、ダイビングショップを発見。ハンマーヘッドシャークとの中途半端な思い出を抱いたまま、ガラパゴスを出たくない!と思っていたオイラ、ここサンクリストバル島で、もう一回ダイビングをしようと密かに決めていたのです。で、このダイビングショップで、明日のダイビング予定を聞いてみると、ちょうど、<キーカーロック>というサンクリストバル島のダイビングスポットに行く船が出るという。キーカーロックは、前に潜ったゴードンロックスほどではないにしろ、ハンマーヘッドシャークに遭遇する確率が比較的高いポイントらしい。確約は出来ないケド、見れる可能性はあるよ、と。おぉ、では、ホテルにチェックインしてから、申し込みに戻ってきます!と言い残し、一旦ダイビングショップを去り、ホテルへ。ホテルでは、タカヒロ・マチエさんたちはお出かけ中みたいで居なかったのですが、確認したところ、「ハポネが泊まっているよ」と言われたので、チェックイン。そして、荷物を置いて、先ほどのダイビングショップに小走りで向かう。

 Wreck Bay Diving Centerというダイブショップ。ここでは、まずちゃんと、PADIのライセンスの確認を要求されまして。で、値段の交渉、最初2ダイブランチ付きで120ドルって言われたのですが、値切って110ドルにしてもらいました。そのままレンタル機材のチェックをしてダイブショップを後にする。う~ん、楽しみだ!

 さて、宿に戻ってきたら、タカヒロ・マチエさん夫妻が居まして。いやぁ、久々のゆったりした対面となったのでした。そして、お二人のほかに、おそらくポパヤンでの宿で出会っていたはずの、タカユキ・ミエ夫妻とも対面。宿の台所を借りて、夕食を作るというので、一緒にご馳走になっちゃいました。食事の後も部屋でしばらくオシャベリ。久々の再会の夜、あっという間に更けていったのでした・・・