Sobre Ecuador
エクアドルをお勉強

2009.07.25 / Ecuador (Quito) 本日自転車0km走行 : Total 11728km走行
天気:晴 ネット接続:1
朝飯→ソパ 昼飯→ソパデエンセボイアド 夕飯→中華 / 宿→Hotel Scure(3ドル)

(English)
  Today was day off.



(Español)
  Es un día del resto hoy.
 今日は、朝ゆっくり起きて、洗濯して、自転車の整備をして、旅の食料の買出しをして、街をブラブラして、エリコちゃんと夕飯を一緒に食べて、明日の出発に備えて早めの就寝、という一日。やっぱり、ドミ部屋より個室の方がぐっすり眠れるのでいい。

 そんなゆったりと休息した一日だったのですが、宿にエクアドルについての本が置いてあったので、ざっと流し読みしてお勉強。

 まず気になったのが・・・エクアドルといえば、バナナなんですねぇ。オイラが生まれた年には、エクアドル産のバナナが日本市場で43%のシェアがあったそうです。ん、でも、エクアドル産のバナナってあんまり印象がないなぁ、と思って読み進めてみると、その理由は、その後、フィリピン産バナナに押され、しばらく日本市場から姿を消していたからなんだそうです。あ、現在は、また日本への輸出が再開されているみたいなので、日本のお店でエクアドルバナナ見つけたら、ぜひ、食べてみてくださいね。

 そして、興味深かったのが、エクアドルの軍のお話。エクアドルでは軍が、企業運営をしているそうで。例えばガラパゴスに行く時に乗ったTAME航空は、軍が運営している飛行機会社とのこと。軍はもともと国の治安維持という目的を持っているが、これを拡大解釈し、国を安定させるには、豊かな国力を持たねばという意識から、軍主導で産業を活性化させているらしいのです。また、軍は、政治にも度々介入するようで、政治が腐敗するたびに、軍人がクーデターを起こし、政権を交代させるとのこと。う~む、文民統制の日本とはまったく逆の関係なのだ。ん、今起こっているホンジュラスのクーデターも、こういう構造なのかな?で、エクアドル、政治家や警察、裁判官は結構腐っているようなのですが、軍人のモラルは高いとのこと。エクアドル国民は、そんな軍人に対して、非常に高い信頼度を示しているらしい。ちなみに、エクアドルでは内戦がなかったらしく、軍が自国民に対して弓を引くような事態がおこらなかったのも、国民からの高い信頼を得ている要因の一つとのこと。なるほどねぇ。

 あ、ガラパゴスは昔、囚人収容所だったと書いてありました。今はドル箱のガラパゴス諸島、昔はお荷物だったみたいですねぇ。