A tropical
寒い高地から、蒸し暑い熱帯雨林へ

2009.07.27 / Ecuador (Baeza~Tena) 本日自転車87km走行 : Total 11895km走行
天気:晴のち雨 ネット接続:1 自転車折りたたみ:1
朝飯→シーチキン缶 昼飯→ポヨプレート 夕飯→自炊ホットドック / 宿→Hostal Limoncocha(6ドル)

(English)
  Today I went to Amazon. I arrived at Tena.



(Español)
  Hoy yo llegue a Tena.
 目指すTenaという町は、アマゾンの入り口となる町。500mくらいの高さにあるらしいので、今日はずっと下りかな、と思っていたら、そんな単純な道ではなかった。確かにしばらく下りが続いたのだが、途中から再び山上り。しかも、この山には雨雲が覆いかぶさっていて・・・それまで晴れていたのに、突然雨に切り替わった。まぁ局所的な雨で、ちょっと進めば止むでしょう、と思い、雨宿りせず進んだのだが、そんな甘くはなかった。その後しばらく雨中走行するはめに。しかも、最初は霧雨のような雨だったのに、途中から土砂降りに。それにしても、最近は、以前ほど雨中走行が嫌ではなくなってきた。雨ガッパ2つと、ビニール袋を駆使して、荷物を濡れないようにしたからだ。自分が濡れるより、荷物が水浸しになるほうが、ダメージがデカイんです。とは言うものの、自分が濡れるのもやっぱりキツい。まだまだ高い位置にある山の中。雨に濡れたオイラの体は、冷たい風にさらされ・・・寒さで体が震えてきた。い、いかん、このままでは風邪をひいてしまう、と思っていたところ、Narupaという町に出た。レストランを見つけ、昼食をオーダー。すぐに出てきた暖かいソパのおいしかったこと!体が温って、生き返ったのでした。

 さて、昼食後、雨も止み、自転車を走らせていると、どうやら、山も抜けたようで、風景がガラッと変わった。熱帯特有の植物で覆われた家々・・・そして、一気に蒸し暑くなってきた。メチャ寒い状態から、メチャ暑い状態へ。こうも極端に切り替わるものなのか。

 それにしても、山を越えると未舗装の岩道になるから、自転車だと大変だよと、BlueHouseで聞かされていたのだが・・・Tenaまでキッチリ舗装されてました。橋の近くとか、ところどころ未舗装地帯があったりしたのですが、基本的に舗装道路。事前情報を集めれば集めるほど、Tenaまで行くのは大変そうで・・・悩みに悩んで、止めておこうかなとも思ったのですが、実際は、まぁ、なんとかなったわけで。案ずるより生むが易しです。

 そのまま快調に走り、もうすぐでTenaに着くというところで、前輪から変な音が聞こえたので、見てみると、スポークスが一本折れているではないですか。とりあえず、宿についてから直すことにして、応急処置だけして、そのまま走る。Tenaでは、ロンプラに載っている宿へ。ちょっと行った所には4ドルの宿もあるらしいのだが、雰囲気がよさそうな宿だったし、ネットも使えるとのことで、ここに泊まることに。チェックインして、荷物を置いて、さっそく自転車の整備。

 その後、オーナーのミシェルさんに、船でのペルー入国方法について、聞いてみた。実は、ペルーへの入国、このままNapo川を下って、入っちゃおうかと考えているところなんです。ペルーのイキトスまでの船便を聞いたところ、イキトス行きの船は、コカという町からしか出ていないとのこと。コカは、今日、昼飯を食べた町にあった分かれ道の別の道を行ったところにある町。う~む、戻らねばならないのか・・・値段はイキトスまでで、大体200$くらいじゃないかと。値段はまぁいいとして、めんどくさそうなのが、国境付近。早口のスペイン語で説明されたので、微妙によくわからなかったのだが、何度か船を乗り換えなければならないみたいなのだ。どうしよっかなぁ・・・まぁ、明日からしばらく、Misahualliというジャングル村へ行く予定。ジャングルで遊んでから考えるとしよう。