A Yurimaguas en barco
船でユリマグアスへ

2009.08.11 / Peru (Iquitos) 本日自転車0km走行 : Total 12124km走行
天気:晴 ネット接続:1
朝飯→パン+バナナ 昼飯→ハンバーガー 夕飯→パン+バナナ / 宿→船泊

(English)
  I ride a cargo boat but today we couldn't leave from Iquitos.



(Español)
  No salimos a Iquitos hoy.
 やはり今日、Iquitosを出ることにした。朝マスーサ港へ行って、船をチェック。ユリマグアス行きの船<EDUARDO>が停まっている。昨日停まっていたのはEDUARDOⅡ号、今日停まっているのはEDUARDOⅠ号。どうやらちゃんと出航しているようだ。

 さて、CargoBoatでの船旅、船には、船の端にベンチ椅子があるだけで、後は、広いだけで何もない客席空間。普通は椅子が並べてあると思うのだが・・・この船では、ハンモックを持参して、この客席空間の好きな場所にハンモックをかけて寝泊りするのだ。そして、荷物をハンモックの下とかに置くことになる・・・のだが、どうやら盗難が多いらしいのだ。寝ている間や、途中の下船の混乱に乗じて、こっそり持っていかれちゃうことがあるという。この話を聞き、荷物が多いオイラとしては心配でして・・・そこで、若干高めになるのだが、カマロネというベッドつきの個室を借りることにした。ここだと、部屋に鍵がかかるので、乗船中に荷物が盗まれることもない。が、値段を聞くと、200ソルと、若干どころか、かなり高め。う~む、もうちょっとお金を出せば、タラポトまで飛行機で行けちゃう金額・・・60ソルだったら断然船と思ったのだが、200ソルともなると考えちゃうなぁ。でもまぁ、悩んだ挙句、ここまで船で来たんだし、せっかくなので、と思い、船で行くことにしたのでした。

 一旦宿に戻り、近くのレストランで昼飯を食べていると、一人の日本人が話しかけてきた。ヒデさんといって、もうIquitosに来て5年にもなるらしい。超沈没中とのこと。そこまで魅力的な街なのか、ここ?と思って聞いてみると、まぁ、いい所もあり、悪いところもあり。Iquitosの人たちのひねくれ度合いについて、トクトクと語ってもらいました。閉ざされた空間で育つと何か、せせこまい性格が生じてしまうのか・・・島国の日本とある意味似ているところがあるようです。

 さて、12時半に宿をチェックアウトして、自転車に乗ってマスーサ港へ。道路は車やモトタクシーでイッパイなのだが、意外と危険なことなく、無事港へ到着。早速船に乗船。この港は、大型船が多く、荷物の搬入・搬出が頻繁に行われている。自転車も問題なく、スムーズに船内へ。<EDUARDOⅠ号>は3階建。一階が貨物室になっていて、二階・三階が乗客室。ハンモック部屋を覗いてみると、まだまだ客の数はチラホラ。3階にいたっては、まだ誰も居ない様子。噂によると、満席にならないと出航しないとのことなのだが・・・今日の出航は大丈夫なんだろうか?

 まぁ、もう悩んでもしょうがないので、水と食料を買いだし。順調に行ったとして2日半の船旅。飯は出るようなのですが、まぁ一応念のために、飲み物と食べ物は手元に用意しておいた。出航予定は5時半。港周辺をブラブラして時間をつぶすも、この辺はあまり大したものはなく、暇をもてあます。

 そして、いよいよ5時半。汽笛が鳴らされ、船が港を離れはじめた。おお、予定通り出航か!それにしても、2階はそれなりに客が入っているケド、3階は一人がハンモックを吊るしているだけ。本当にこれで出航するの?と思っていたら、案の定、船は港を出ることなく、港の別の場所に再び停まった。ここにあるトラックの荷物を搬入するらしい。そして、どうやら、今日は客が少ないので、出航しないようだ(涙)