Estoy esperando el barco tambien
船はヤッパリ待つものなのね

2009.08.12 / Peru (Iquitos~(船移動)) 本日自転車0km走行 : Total 12124km走行
天気:晴
朝飯→パン+目玉焼き 昼飯→五目ソバ 夕飯→パン / 宿→船泊

(English)
  We leave from Iquitos today.



(Español)
  Salimos de Iquitos hoy.
 朝起きて、外の景色が再び港であることを確認してガッカリ。そして、船の看板には<今日5時半出発、ユリマグアス行き!>の文字。昨日も同じ看板がかかってましたよ・・・

 とにかく今日も5時半まで待ち状態。あぁ、やっぱり船旅って予定は未定なのね・・・とパナマ~コロンビア間で乗ったフェルナンドキャプテンのヨットをシミジミと思い出すのであった。

 とりあえず船の食堂に行ったら、パンと目玉焼きを出してくれた。お腹の調子はダイブよくなってきているのだが、まだムリは禁物。これくらいの飯がちょうどよい。飯を食べ終わって・・・さて・・・やることがなく、退屈。個室には一応コンセントがあるのだが、これ、夜の間しか通電していない。しかも、部屋の中、日が昇ると蒸し風呂のようになるので、とても部屋の中には居られないのだ。しょうがないので、広い客室に寝転がってiPodを聞きながら、時間が経つのを待つ。

 いつの間にやら昼過ぎ。「昼食を用意したわよ」と、オネェ言葉で声をかけられる。船は出航しないのだが、飯はちゃんと出してくれる。で、この船には厨房で働く人が何人か乗っているのだが、なぜか、皆さん、オカマっぽい。最初は女性かと思っていたのだが、どうも男の人っぽいのだ。朝、食べ終わった食器を返しにいったら、受け渡す瞬間、手を一瞬ギュッと握られ、ギョギョ。う~む、アグアへを食べ過ぎるとこうなってしまうのか?なんて、思いながら、昼食をパクついたのだが、これが美味い。お兄さん、ナヨナヨしているケド、料理の腕は抜群なのね。こりゃ、船旅楽しみになってきたぞ。さて、昼食は、3階唯一の乗客であるイギリス人のジェームスと一緒。ロンドンの大学生で、ただ今旅行中。ペルーのアレキパで2ヶ月くらい働きながらスペイン語の勉強をしていたらしい。ちなみに、ジェームスはベジタリアン。せっかく出してもらった昼食、アロス(米)くらししか食べてないじゃないですか・・・

 さて、午後になっても、一向に客が増える気配がなかったので、ひょっとしたら今日も出航せず、明日また待ちか・・・?と不安になってきたのだが、4時を過ぎた頃から、一気に客が増えてきた。そして増えてきたのはいいが、もう、ハンモックを吊るす場所がないでしょ、というくらい増えすぎまして。極端すぎ・・・あのガランとしていた客室空間がこんなになっちゃうのねぇ・・・とにかくスゴイ密集度。ハンモックを揺らそうものなら、隣のハンモックとすぐぶつかっちゃう。いやぁ、こりゃ、混乱にまぎれて荷物がなくなっちゃったりしますよ。ふ~、個室にしておいてよかった。

 船は今日こそ出港。日が沈み、真っ暗になりつつある中、川を進みはじめたのでした。

 暗くなったし、涼しくなったので、部屋に入ってパソコン作業開始。せっかくタップリと時間があるので、この船旅中に、撮り貯めていたビデオの編集作業をしてしまうことにしたのでした。