Despacio en barco
ユックリと・・・船旅

2009.08.13 / Peru (ひたすら船移動) 本日自転車0km走行 : Total 12124km走行
天気:晴
朝飯→パン+目玉焼き 昼飯→照り焼きチキン 夕飯→カルネプレート / 宿→船泊

(English)
  I traveled through amazon river.



(Español)
  Yo viajo Rio de amazon.
 朝起きて、外の景色を見てビックリ。アマゾン川の上をゆったりと移動している・・・昨日の晩、出発したのは解っていたのですが、船があまりにも静かに動いているので、なんか、<移動している>という感覚に実感が持てずに、一晩を過ごして・・・そんな感覚のズレが、気持ちよい驚きを与えてくれたのでした。

 そして、客席に行ってみると、さらにハンモックが増えている・・・そりゃもう、船後部にあるシャワールームへ向かおうにも、まっすぐ進めない状態になってまして。ハンモックをかき分け、なんとかシャワールームへ辿りつき、シャワーを済ます。その後、朝食を食べ、デッキでくつろいでいると、一人のペルー人が話しかけてきた。彼の名はヘスウス。ガイドになるために英語の勉強をしているとのことで、英語の教科書を片手に持っている。そして、英語の教科書を開き、オイラ相手に訓練開始。「これから、Iquitosについて、英語で話すけど、発音とかいい間違いがあったら指摘してね」と。白人のバックパッカーが何人もこの船には乗っているというのに、なぜ、オイラ?まだハンモックで寝ているけど、あそこに居るジェームスにお願いしたほうが、いいですよ、彼はスペイン語もペラペラだし。

 結局、しばらくの間、ヘスウス君の英語勉強に付き合い、代わりにオイラは、スペイン語を勉強させてもらったのでした。そして、昼飯タイム。今日もジェームスと一緒に食べたのだが、相変わらず小食の彼。「ヨシ、肉いるか?」と言われたので「もちろん!」いただきました。この照り焼きチキン、抜群に美味いのに・・・それにしても、昨日に引き続き、米くらいしか食べていない。その割にはプックラしているのが不思議な、ジェームス。きっとチョコチップクッキーを食べすぎているんだと思うよ。

 昼過ぎ、太陽の日差しがキツイ。日陰に入っておかないと、とても耐えられない。船が方向を変える度に移り変わる影を追い求め、あっちへウロウロこっちへウロウロ。そして、割と長い時間同じ場所での日陰をゲットできたので、ちょっくら昼寝。

 途中何度も村に寄る。が、オイラたちは船旅の間、まったく陸に降りない。その代わりといってはなんだが、村に寄る度に売り子が乗ってきて、食べ物や飲み物、動物などを売り歩いていく。ちなみに、インコの子が1ソルで売られていた。日本だとン万円くらいするだろうに・・・また、カメを30ソルって買わないか?とおじさんに言われた。たった今、川で取ってきたらしい。

 乗りっぱなしの船の外はずっと川。不思議なことに、CargoBoatから見るアマゾンの風景は、すごく客観的に見える。カヌーボートの時は、もっとジャングルを主観的に感じれたのに。なんか、他人事のように流れるアマゾンの風景は、見ていて段々退屈になってきたのであった。

 とは言うものの、夕刻のアマゾンの風景は最高でした。退屈したなんて、前言撤回。5時半のサンセットタイム。そう、この風景を見るがために船に乗っているといっても過言ではないほど、素敵な風景が目の前に。

 そして日が暮れてから、昨日に引き続き映像編集作業。今日はなぜか部屋に羽アリの大群が押し寄せてきて・・・払っても払ってもパソコンに集ってくる羽アリ。そんな羽アリとの格闘をしながら夜が過ぎていったのでした。