(English)
I met some Peru people. They are friendly and kindly. I like them.
(Español)
Me gusta peru por que amable.
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次に到着したい場所はChachapoyasという町なのだが、ここまではチト距離がある。オマケに山道らしい。3日くらいかけて小刻みに進んでいくことにした。
そうそう、ペルーを走り始め、今までにも増して、よく声をかけられるようになった。走っている時に応援の意味合いで声をかけてくれるのはもちろん、昼食時に店に入ると、必ず、自転車について聞かれる。ペルーの人ってこんなにフレンドリーなの?って、ビックリするくらい心の距離を縮めてくる。特におばさんが、いろいろ聞いてくるのが、意外だった。これまでおじさんやガキンチョに声をかけられることはたくさんあったのだが、おばさん達は、退いて見ていた感があったからだ。
さて、今日は、ひたすらフラットな道が続く。遠くになんだか雰囲気のある山が見える。名所なのかもしれないが、あいにくこの辺の詳細地図を持っていないため、名前もわからない。そんな気持ちのよい道を走って、あっという間に40km地点にあるNuevo Cajamarucaという街に着いた。大きな街で、宿もたくさんあるので、ここに泊まるのもアリかなと思っていたのだが、思ったより早く着いたため、もうちょっと進むことにした。
しばらく走っていると、なんだか雲行きが怪しい。山も近づいてきたことだし、雨が降り出す前に、宿を探すか、と近くにあった町に入ると、入ったとたんにスコール雨が降り出した。慌てて近くの家の軒下に非難。雨宿りをしていると、この家のおばさんが、洗濯物を取り込みながら、声をかけてきた。「怪しいモノじゃないんです、旅人で・・・」と説明すると、「分かっているわよ。しばらく雨が続くと思うから、中に入って休みなさい」と、家の中に通してくれまして。ペルーの人たちは、フレンドリーな上に、なんて親切なんだ・・・さて、部屋には、仕事中のおじさんと、お客さんらしき人がいまして。お邪魔じゃないかなと思いつつ、おじさん達がしきりと話しかけてくるので、しばし談笑。
1時間くらいしたら、雨も上がったので、宿探しにでることにした。一応ホスペダヘのある場所を教えてもらって向かったのだが・・・ない。町の人に聞きつつ、一軒の宿に辿り着いた。どうやらこの町の宿、看板を出していないようで、聞かないと分からない。で、案内された部屋はまぁまぁだったのだが、この宿にはトイレとシャワーがないとのこと。う~ん、それは困る。というか、トイレのない宿って成立するの?と疑問を持ちながら、「なんとかなりませんか」と尋ねると、「別の宿ならトイレもシャワーもあるよ」と、他の宿を勧めてくれた。再び向かうも、やっぱり・・・ない。
これはまた、聞くしかないと思い、近くの売店のおばちゃんに聞いたところ、「泊まるところを探しているのかい?もしあんたが、ここでもいいっていうのなら、うちの物置を貸すけど、どう?」と、言ってくれるじゃないですか!ここは、よろこんで、申し出を受けることにしました。そして、オイラが泊まるということで、おばさんとおじさん、物置の掃除をしはじめてくれて・・・すいません、感謝です。うぅ、ペルーでも人の優しさに包まれて旅が出来て幸せざんす。
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