Llegue a Chachapoyas
チャチャポヤスに到着、さぁ遺跡巡りだ

2009.08.21 / Peru (Pedro Ruiz~Chachapoyas) 本日自転車56km走行 : Total 12606km走行
天気:晴 ネット接続:1
朝飯→バナナ+パン 昼飯→ビステキプレート 夕飯→パン / 宿→Hostal Johumaji(20ソル)

(English)
  I arrived at Chachapoyas.



(Español)
  Yo llegue a chachapoyas por fin.
 距離は60kmくらいだが、1100mも上らねばならないChachapoyasへの道のり。今日も早めに出発。まだ、暗い中走り始める。荷物を積んだ、トラックや、数台のMotoTaxiとすれ違う。

 ひたすら上り坂が続くことを予想していたのだが、割と平坦な道がずっと続く。そして、<Goctaはこちら>という案内板を発見。実は、昨日泊まった宿のおばちゃんが、しきりに「Goctaへぜひ行きなさい」と勧めてくれた場所でして。2時間ほど未舗装の道をトレッキングすると、とても素晴らしい滝に辿り着くらしいんです(世界3位とか言ってたな、何が3位なんだろうか?)。正直なところ、エンジェルフォールを見た今、あの手の滝にはそんなに心を動かされなくて・・・しかも、幹線道路から2時間、未舗装道を歩いていかなきゃいけないのも大変。という訳で、せっかくのおばちゃんの勧めではあったのですが、素通りしちゃいました。

 今日は、ひたすら、川沿いに道が走っている。山々に囲まれた川ということで、ちょうど渓谷のようになってまして。この切り立った岩肌が見える山っていうのが・・・好き。まだアマゾン地帯ではあるのだが、山の雰囲気がだんだんアンデスの様相を呈してきた。この変化を感じながら、同じ山でも、コンモリと木々に囲まれた山々を見てもあまりピンと来ず、川や風で削られ奇岩と化した山々を見ると、ゾクゾクしてくる自分を発見したのでした。今日のルートは、この奇岩の山々に囲まれた道になってまして、いつにも増して、テンション高めに走るオイラなのでした。

 さて、途中、なにげなくあった看板に目を向けると<Resto Arqueologico>の文字が。これ、遺跡の意味なんです。PITAYAと書かれたこの看板、どうやらPitaya遺跡を示しているようなのですが・・・どれが遺跡なのかワカラン。脇道なんかもなさそうだし。まさか、この道路沿いに面した岩肌が遺跡なの?看板も文字もワカランスペイン語だし、聞こうにも周囲に人はいないし。とりあえず、写真だけパチリと撮っておいた。

 そして、Chachapoyasまであと10kmほどというところまで来たところで、一台のトラックが停まっていた。横をすり抜けようとしたオイラに、運転席から声がかけられた。「Chachapoyasまでいくのか?」「ええ」「これから、キツイ坂になるから、荷台に乗ってけ」。時間も体力もあったので、なんとか辿り着けるなとは思っていたのですが、ここは親切には甘えておきましょうと、おじさんのトラックに乗せてもらうことにしたのでした。おじさんありがと~。ホントにペルーの人っていい人達ばかり。

 あっという間にChachapoyasに到着。宿にチェックイン。飯を食べ、洗濯を済ませて、早速遺跡をどう巡ろうかと計画。宿の人に聞いたり、ネットで調べたりと、まず情報収集。もちろん事前にも情報は仕入れておくのだが、現地に入らないと、なかなか情報が、実感として身に入ってこないもんで・・・持っていた情報がピンと来はじめるのは、その場所に到着してからなんです。この辺り、ホントいろんな遺跡があるのだが、Karajia遺跡とKuelap遺跡がいいらしい。Kuelap遺跡は自転車+トレッキングで行けそうな場所にあるのだが、Karajia遺跡は、自転車ではちょっと行けそうもない場所にある。というわけで、Karajia遺跡へはツアーで行くことにした。Chachapoyas Expeditionというツアー会社で40ソルとのこと。明日のツアーがあるというので申し込んできた。う~ん、いよいよペルーでの遺跡探索開始だ。ペルー遺跡巡り、この旅のハイライトの一つ。メッチャ楽しみにしているイベントなのだ。アマゾン以上の興奮を味わえるかなぁ・・・って、いかん、いかん、あまり期待しすぎるのは禁物だ。