Bicicleta
もっと自転車と真剣に向き合います、ハイ

2009.09.04 / Peru (Trujillo) 本日自転車0km走行 : Total 13204km走行
天気:曇 自転車折りたたみ:1 ネット接続:1
朝飯→パンケーキ 昼飯→ポヨ 夕飯→ポヨプレート / 宿→Casa de Ciclista ルーチョさん宅(フリー)

(English)
  Today Mr. Lucho adjusted my bicicle.



(Español)
  Lucho hice reparar mi bicicleta.
 4時に寝たのに、6時に一旦目が覚める。朝型の体になってしまった自分をつくづく実感。まだ猛烈に眠いので、二度寝。次に起きて時計を見たら、10時を回っていた。

 起きてボーっと、前輪のない自転車を眺めていたら、朝食を済ませたアメリ達が戻ってきた。「昨日は夜通し自転車を直してもらっていたの?」「うん」。そう、夜通し、真剣に自転車を正しい状態にしてくれたルーチョさんの姿を見て、自転車ともっと真剣に付き合う決心をしたんだった。早速自転車を持ち出し、自分の出来る範囲で作業を始めた。実は、装着したバッグが走っている時に、自転車本体にあたってしまい、こすれが生じている箇所がいくつもあり、それを見てルーチョさんから「こすれないようにするか、こすれる場所は何かで補強しておいたほうがいいよ。そこから、折れることがあるからね」と指摘されていたのだ。そこで、バッグを取り付けるアダプターの位置を調整したり、こすれる場所に、テープを巻いたりしたのであった。

 そんな作業をしていたら、ルーチョさんが来て、「昨日の続きを始めよう」と。自転車屋にパーツを買いにいくところから、始めてくれまして。昨日の作業見学といい、自転車屋同伴といい、ルーチョさんからすると、教育的意味があるみたい。自転車に乗るだけじゃなくて、もっと自転車をよく知れってね。

 そして、工房に戻って、前輪の組み立て作業を開始。組み立てた前輪を装着し、ブレーキの調整をして終了。「写真、写真」とルーチョさん、修理してくれたBD-1をいろんな方向から写真を撮ってました。ホント、自転車好きなんだなぁ、ルーチョさんは。そして、「ヨシ、折りたたんでくれ、たたんだ状態の写真も撮りたいから」と。ルーチョさんには、後輪をたたんだところまでしか見せてなかったので、前輪および、ハンドルもたためるところを見せたら「おぉ~、ここまでコンパクトになる自転車は初めて見た」と感動してくれてました。それにしても、ホント感謝です、ルーチョさんには。自転車を調整するってことは、ここまでやるもんなんだ、ということを分からせていただきました。今までの適当調整は、調整なんかじゃなかったです、アマアマでした、ハイ。

 とにかく、これで、安心して走りを再開できるってもんです。そして、この二日間の経験はオイラの自転車観を大きく変えた気がします。これから走るとき、もっと自転車の状態を敏感に感じ取りながら走れるようになるんじゃないかな。ちなみに、このメンテナンス料金、ほとんどボランティア的値段でやっていただけまして。あぁ、このご恩はどうやってお返ししたらいいものやら。