De nuevo al Andes
懲りもせずアンデスへ

2009.09.07 / Peru (Santa~Chuquicara) 本日自転車67km走行 : Total 13391km走行
天気:晴れ パンク:3
朝飯→パン+ツナ缶 昼飯→ポヨプレート 夕飯→ソパ / 宿→ガソリンスタンド併設の宿(7ソル)

(English)
  From Santa I went to Andez again.



(Español)
  Yo fui a Andez.
 ここSantaの町は、海岸沿いの砂漠道と、内陸のアンデスへ向かう山道との分岐点となる町。実はここへ来て、ルートを迷っていたのであった。アンデスの山の中にあるワラスへ向かうことは決めていたのだが、ここSantaから山道へ入るか、もうちょっと海岸沿いを走り、Casmaという町から山道に入るか、と。Casmaには、セチンという遺跡があり、彫刻が素敵だと聞いている。そんなセチン遺跡にはぜひ行きたいなぁと思っていたのだが、Casmaからの山道は、ワラスに入るのに、4200mの峠越えをしないといけない。一方、ここSantaから入る山道は、ワラスまで緩やかに上っていくという。ルーチョさんやアメリから、Santaからの山道である、カスマ・ユンガイ経由でワラスに向かうコースの絶景具合を聞いていて惹かれるものがありまして。これは非常に悩むところであったのですが、辛い山上りはなるべく避けたいという思いから、少しでも楽できそうな、ここSantaから山に入るコースでワラスに向かうことにしたのでした。

 というワケで、今日からまた山へ突入。まだ飽きのきていない砂漠道とお別れして、遠くに山が見える道を走り始める。あぁまた山道・・・もうウンザリしているはずなのに、なんでまた山道を走るかなぁ、と自分の行動に自問しながらペダルをこぐ。我ながら、よくやるなぁと呆れます。

 山へ向かうとは言っても、今日は川沿いの平坦道。徐々に高度が上がっていく超ゆるやかな上り坂であるが、追い風の助けを受け、軽快に走る。次第に道が山に囲まれてきた。

 そうそう、実は、このルートでワラスへ向かう場合、近道が存在するんです。昨日の道で、Santaへ向かう途中に分かれ道があって、Santa方面ではなくTangucheという町方向へ走ると、40kmほど短縮できるのだ。40kmも短縮できるなら、なぜその道を選ばなかった、と思われるでしょうが、実は、この近道、未舗装の砂利道なんです。未舗装道が苦手なオイラとしては、40km増しになろうが、やはり舗装道路の方が良いわけで。ちなみに、この近道道路、オイラが今日目標としているChuquicaraという町で、合流します。

 さて、14時前には目標としていたChuquicaraに到着。山に囲まれた素敵な町でした。時間的にもうちょっと走れるかなぁとも思ったのですが、次に宿がありそうな町が60km離れていて、しかも、900mくらい上らないといけないようなので、今日は断念。ここで、宿探しを開始・・・といっても、Chuquicara、すごく小さな町で、宿はガソリンスタンドに併設されたベッドが置いてあるだけの部屋宿のみ。まぁ値段が値段なだけに、納得の宿。風にあおられるたびにガタガタと、トタン葺きの屋根がうるさいのですが、ここに泊まることにしました。ふ~明日から未舗装道路走りだ。あ~憂鬱。