Pueblos es muy bonito
素敵な町々

2009.09.10 / Peru (Yungay~Carhuaz) 本日自転車24km走行 : Total 13497km走行
天気:晴れ パンク:2 ネット接続:1
朝飯→カルネプレート 昼飯→カルネ 夕飯→串焼き / 宿→Hospedaje Las Mercedes(10ソル)

(English)
  Today I run short. I stayed in Carhuaz. This town was beautiful too.



(Español)
  Hoy llegué a Carhuaz. Este pueblo es muy bonito tam bien.
 ワラスまで60kmちょい。行っていけない距離でもないのだが、せっかくアンデスに来たのだから、ゆっくり進んでみようと、今日は20kmほど先のCarhuazという町まで行くことにした。

 今日からは舗装道。う~ん、やっぱり舗装道がいい。未舗装道路はもうウンザリだ!と叫びたいところだが、ボリビアではさらに厳しい未舗装道路が待っているんだよなぁ。あぁ、どうなることやら。

 そういえば、走っていると、家の壁などに「KEIKO」とペイントされているのをよく見かける。KEIKOという日本語の響き。こっちの言葉ではどんな意味なんだろうと思いながら、見ていたのだが・・・KEIKOはケイコ。そう、フジモリ元ペルー大統領の娘さんの名前だったのだ。ペルーに入って、オイラが日本人ということが分かると「フヒモリ?」とか「コノセス、ケイコ?(ケイコって知っている?)」と、言われるようになった。どうやら、2011年、次回の選挙に候補者として出るらしくて、フジモリ大統領を支持していた人たちは、娘のケイコさんに期待しているみたいなのだ。またペルーでフジモリ政権誕生なるのか?

 さて、Yungayからの道は、聞いていた通り、絶景続き。左手にブランカ山群を見つつ走る道は、最高に心地よい。今日は雲が多く、ワスカラン山が雲に包まれてしまっていたものの、返って神々しさを増していたような気がする。雲の合間からもれた光に氷河がキラキラと照らされていて、なんともいえない美しさをかもし出していた。

 気持ちよく走っていたら、あっという間にCarhuazに到着。Carhuazからの眺めがいいと聞いていたのだが、その前にあるTomeという町からの山の眺めが最高に素晴らしかった。Carhuazに到着すると、手前にある山々に隠れてしまい、白い山々がちょっとしか見えない。残念だ。

 それでも、Carhuazで一泊していくことにした。Yungaiといい、ここといい、町の雰囲気がすごくよく、オイラ好み。なんといっても、若いインディオの娘達が着ている色鮮やかな衣装がいいのだ。これまで、インディオの人たちの衣装に心動かされることは、あまりなかったのだが、ここワスカランに住むインディオの人たちの衣装は、素敵。すごく好きかも。とにかく色使いがいい。大好きなオレンジ色を絶妙な加減で使っているのが、オイラとしてはポイント高い。

 さてさて、町へ繰り出すと、セントロで、なにやら踊りが繰り広げられていた。Carhuaz、ロンプラで9月の中旬にフィエスタがあると書かれていて、実はそれを見たさに、ここに泊まることにしたんですが、宿のオバちゃんに聞くと、「お祭りなんてないわよ」と。えぇ~、ロンプラ情報違うじゃん、とガッカリしていたところだったんですが・・・踊りパフォーマンス、やってるじゃないですか。これこれ、これが見たかったんですよ。20人くらいの男女が生演奏にあわせて踊る踊る。素敵な踊りが見れて大満足でした。

 その後も、町をブラブラ。久々に、町歩きをしたかも。ここんところ、どこへ行っても同じような町の印象で、無目的でブラブラすることは少なくなっていたんだけど・・・ここワスカランにある町は、単純にブラブラするのが楽しい。そして、どこへカメラを向けても画になるのが、また、気分を高揚させてくれるのでした。

 さて、夕刻になったのだが、遅めの昼食をがっつり食べてしまったため、あまりお腹が減っていなかった。そこで、前から気になっていた、串刺し肉の屋台で、夕食をすませることに。オーダーしてから、オバちゃんが焼いてくれるのだが・・・これが旨い。3串頼んで、芋もついて3.5ソル。満足の夕食を済ませ、夕暮れのアンデスを眺めながら、宿へと戻ったのでした。