(English)
Today I went to Museum of Gold.
(Español)
Hoy yo fui a Museo del Oro.
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今日は、黄金博物館へ。佐藤家からちょっと行った所にあるこの博物館に、歩いて向かったのでした。で、入り口で入場料の値段を見ると・・・ビックリの33ソル。しかも学割は使えない。今までの博物館は3.5ソルとか5ソルだったのに・・・桁が違うこの入場料を聞いて、入るの止めようか、どうしようかと悩む。が、有名な黄金のトゥミ(儀式用ナイフ)が置いてあるこの博物館を素通りするワケにもいかない、と泣く泣く33ソル支払い、館内に。
黄金の遺物が置かれている展示ルームは建物の地下。地下に入る前に通った1階には、日本の鎧やら、中世ヨーロッパの甲冑、銃など、これまたものめずらしい骨董品が所狭しと飾られていたのですが、まずは黄金、とそそくさと地下ルームに向かったのでした。分厚いドア、怖そうなガードマンが2人ほどいる地下入り口を入ると・・・まばゆいばかりの黄金の装飾物が壁いっぱいに!写真撮影不可だったので、ここに展示してあった目もくらむような黄金の服やら、壁一面に敷き詰められた、金によるパッチワークやらお見せできないのが残念ですが、とにかく、溢れんばかりの金、金・・・もれ聞こえてくるガイドさんの話を、耳を傾けて聞いていると・・・ここに飾られている黄金はすべて、プレインカ時代のものだという。インカの黄金は、ほとんどすべて、スペインが持っていってしまって、ここには無いんだ、とのこと。この黄金に魅せられたスペイン人たちによって、黄金はおろか、アンデスに栄えた文明をも滅ぼすことになってしまったワケで。きらびやかな光を放つ展示物を見ながら、その裏に潜む陰の歴史に想いを馳せるのでした。
33ソルはちょっと高かったなぁと思いながらも、まぁ見ごたえタップリな展示内容に満足だったのでした。
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