(English)
I went to Huacachina. This town is very good.
(Español)
Yo llegue a Huacachina.
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Icaの南西側はひたすら砂漠が広がっている。この砂漠方面に5kmほど行くと、砂漠の中にポツンとオアシスがあり、このオアシス周辺に広がっているHuacachinaという町がある。素敵な場所らしいので、本当ならIcaには寄らず、Huacachinaで泊まるつもりだったのだが、前回の狂犬病予防接種から今日で一週間。２回目の狂犬病予防接種を受けなければならないので、病院のありそうなIcaに一泊したのでした。
で、今日は朝から病院へと向かう。昨日、場所を聞いておいたSocorroという病院に行って、「狂犬病の注射を打ちたいのですが」と尋ねたところ、いろんな部署をたらいまわしされたあげく「ここでは今、狂犬病の注射はない。近くにRegional de Icaという病院があるから、そこへ行ってくれ」とのこと。しぶしぶ、モトタクシーに乗ってRegionalへ。が、ここでも、いろんな部署をたらいまわしにされ「狂犬病の注射はない」。しょうがないので、Ica周辺で、他に注射が打てそうな場所がないかと聞き、教えてもらったClinica Tatajeへ向かう。が、「ここには狂犬病の注射はありません。Socorroに行ってください」・・・ふりだしに戻りました。
病院巡りにくたびれてしまったので、Icaでの注射は諦め、Huacachinaへ向かうことにしたのでした。荷造りをして自転車に乗り、砂漠へ続く道を5km、最後の砂山の上り坂を越えると、見えてきたオアシス町Huacachina。喧騒の街Icaから5kmしか離れていないのがウソみたいに静かで落ち着いた町でした。早速宿にチェックイン。ついでに、サンドバギーとサンドボードのツアーにも参加したいんですけど、と聞いたところ、この宿のツアーなら宿代とあわせて50ソルだよ、と。Icaで聞いたバギーツアーが50ソルだったので、この値段だったら安いかも、と申し込むことにしたのでした。
そう、砂漠のど真ん中にあるHuacachinaは周囲が砂山に囲まれてまして。この砂漠の砂山をバギーで爆走するというアトラクションツアーがあるんです。ちなみに、このバギーツアー、Huacachinaだけでなく、この周辺の砂漠地帯ではあちこちでやってます。道を走っていて、いくつか＜バギーツアー＞の案内板を見かけたのでした。で、申し込んだツアーの出発は２時。今日のツアーは、オイラと、イスラエル人のエヨの二人。４人乗りのちっちゃなバギーで出発したのでした。
宿から続くアスファルト道を抜け、砂地に突入。バギーはスピードを落とすことなく爆走。しばらく続く砂山の登り坂を登りきったかと思うと、目の前は急斜面の下り坂。まさか、この斜面を降りるなんてことはないよね、と思った瞬間、バギーは、急斜面を落ちていった（と思ったほどのスピードで下っていった）のでした。そして、そのままバギーは、凸凹の砂地を縦横無尽に走っていく。風が巻き上げた砂が、顔にバラバラとかかり、目が開けてられない。つぶった目を開けたら、目の前は青空・・・次の瞬間落下するバギー、そんなことの連続・・・ウヒョ～、なんだこれ、ジェットコースターより怖いじゃないか！ワクワク！
そして、砂漠のど真ん中の砂山の上でバギーがキュッと止まった。「ここでサンドボードだ」と、バギーに積んだボードを下ろし、裏にワックスを塗ってくれるバギー運転手のおじさん。ボードの上に腹ばいになって、直滑降で滑り降りるんだ、と滑り方を教わり、腹ばいになって直滑降・・・いやぁ、怖い、そして面白い。が、スノーボーダーのオイラとしては、この滑り方だけでは納得いかない。ボードにちゃんと靴止めテープがついていることだし、スタンディングスタイルで滑ってみたい！次のボードポイントで、スタンディングでの滑降に挑戦。エッジが効き難いよという話を聞いていたのだが、意外とエッジを効かせスピード調整しながら滑ることができる。オッこりゃいい、と思ったとたん、すってんころり。ひっくり返って砂まみれ。この後、３回ほど、スタンディング滑降をして、なんとなく、勘をつかみ、転ばずに下まで降りれるようになったのでした。まぁ、でも砂より雪の方がいいや、やっぱり。
ツアーから帰ってきて、オアシス脇のベンチでノンビリしながら、夕暮れで赤く染まる砂山を眺める。いやぁ、この町、すごく気に入っちゃいました。明日もう一泊しようかなぁ・・・
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