(English)
I arrived at Cusco.
(Español)
Yo llegue a Cusco.
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朝起きて、Moray遺跡へ。町を出てしばらく未舗装道を走っていると、後ろから来たトラクターのおじさんが声をかけてきた。「モライまで行くんだったら乗ってけ」と。ありがたい!とは思ったものの、トラクター、一人乗りだし、荷台なんてない。自転車をどこに乗せればいいのやら・・・と思っていたら、おじさん、運転席後ろのちょっとした突起台に自転車を乗せてくれた。えぇ、ここだとちょっとでもバランスを崩すと、巨大なタイヤに巻き込まれちゃわないですか?と聞くと、おじさんはニッコリ笑顔で「もちろん、キミが押さえるんだよ」。オイラは、運転席の隣に立ち乗りし、後ろを向きながら、自転車を両手で支えるという不自然格好で乗せてもらうことになったのであった。
ゆっくり進むトラクター。不自然な姿勢で乗らねばならず、ちょいと辛いのだが、未舗装の登り坂を自転車で進むよりは楽チン。Moray遺跡の手前で下ろしてもらい、これから畑仕事だというおじさんにお礼を言いお別れです。
さて、辿り着いたMoray遺跡。目の前には巨大な円形の段々畑遺跡が広がっていました。クスコ周辺で見る遺跡、結構段々畑跡を持っている遺跡が多いんです。ピサック遺跡しかり、オリャンタイタンボ遺跡しかり、マチュピチュしかり。で、見慣れてしまった段々畑ではあったのですが・・・このMorayの段々畑はスゴイ。キレイな円形曲線で造形されたこの段々畑はまるでアート作品のよう。しかも巨大なその姿には圧倒されたのでした。で、なぜ畑が段々に作られているのかと気になってネットで調べたところ、どうやら、段々して畑に高低差をつけることで、各畑に気温差が生じ、多種多様な食物の栽培が可能になるようだ。なるほどねぇ。
Moray遺跡を堪能した後、未舗装道路を今度は自力で戻る。13kmほど走ると幹線道路へ戻ることができ、そのままChincheroへ。途中、前方にチャリダーらしき人を発見。声をかけると、フランス人で、ペルーを自転車で旅しているとのこと。彼の名はステファン。しばしお話した後、共にChincheroへ向かうことになったのです・・・が、上り坂が続く道、ゆっくりペースのオイラと、ガッツリ走るステファンとは次第に差がつき始めまして。Chincheroで一緒に飯を食べようと約束して、ステファンには、先に行ってもらうことにしたのでした。
しばらく登り坂を進み、ようやく、Chincheroへ到着。どこの店で飯を食べているのだろう・・・と、いくつかあるレストランテの店先を見ながら進んでいると、とあるレストランテの入り口付近に、ステファンの自転車を発見。店に入ると、すでに食事中のステファンが。彼と同じものをオーダーし、今日初めての食事。ふ~生き返る。さて、昼食後、オイラはChinchero遺跡を見るため、町中へ。ステファンはこのままクスコへ戻るというので、ここでお別れ。
Chinchero、雰囲気のある町中に入っていくと、奥に白い教会がある。その裏に回ると遺跡跡が。遺跡自体はあまり大したことなかったのですが、この辺の雰囲気が抜群によかった。青い空の下、ブランカの山々に囲まれた白い教会と、石壁の遺跡。いやぁ心地よい風景でした。
Chinchero遺跡を出て、いよいよクスコへ向かって出発。ここからは基本的に下りになるので、楽。さぁて出発と思ってペダルを踏むと、後ろの方がユラユラする。見てみると、自転車のリアキャリアを支えるネジが1本取れていることに気づいた。なんてこった!マス締めちゃんとやっておいたはずなのに・・・あまりのガタガタ道が続いたので、ゆるんでしまったのか・・・まぁもうチョットだからということで、ユラユラする荷台に不安を感じつつ、そのままの状態で、坂をひたすら下り。クスコの手前で一山超え、懐かしのクスコへ到着。ペンション花田に戻り、リアキャリアをチェックすると・・・さっきは付いていたはずのもう片方のネジまで取れてしまっているではないですか!う~ん、このネジ売ってるかなぁ・・・
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