Me gusta Salar de Uyuni!
大好きだ、ここ、ウユニ塩湖

2009.11.22 / Bolivia (Salar de Uyuni~Uyuni) 本日自転車38km走行 : Total 16065km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→カルネ 夕飯→ピザ / 宿→Hotel Avenida(30ボリ)

(English)
  I like here, Salar de Uyuni.



(Español)
 Me gusta agui.
 暗い中、テントから出て、真っ白な大地へ。メチャメチャ寒い。震えながら東の空を眺めていると、暗闇は次第にパープル色へと変化していき、明るさと共に、暖かさが運ばれてきた。最高の夜明けだ。

 昨日のテンションそのままで、ハイテンションなオイラは、しばし塩湖の上を散策。歩くたびにサクサクと崩れる塩の塊。真っ白な小さな塊を拾い上げ、口に入れてみた。「しょっぱ~い・・・」当然です、塩の塊ですから。

 またしばらく、塩湖の上で写真を撮りながらの戯れタイム。今日はもう、塩湖を後にして、ウユニの町へ上陸する予定。あぁもう塩湖ともお別れなのね、と名残惜しみながら、しばしゆったりと時間を過ごす。もう一日塩湖をノンビリ走ればいいじゃないか、そんな想いが胸をかすめる。

 とりあえず、Colchaniに向かって走り始めた。しばらく走っていると、塩湖の上にポツンと建物が見えてきた。おぉ、噂の塩のホテルだ。全部が塩で作られているという、このホテル。ファンタジックな雰囲気に惹かれ、少々お高いが、わざわざ泊まる人たちが多いという。せっかくなので、寄ってみた。外に並べられているテーブルや、椅子も塩製。オホホ、面白い。中に入ると、奥にある宿泊設備兼ミュージアムのゾーンは、カーテンで仕切られている。見れないのかな・・・と思っていると、売店のオニイチャンが「日本から、自転車?見てってよ中、パセパセ」と、招き入れてくれた。中に入って・・・いやぁ、これは、わざわざ泊まりたいって人がいるのも分かるような気がしました。全てが塩で作られた調度品の数々。なんとベッドも塩。もちろん、布製のシーツがかぶさっているんですけど・・・ね。ホント、ファンタジーです、ここ。ココに好きな人を連れてきて口説けば、確実に落ちるんじゃないかなぁ。いやいや、そんな甘いもんでもないか、現実は。

 さて、塩のホテルの外にある塩のテーブルで、しばし、ツアーできた運転手の人たちと談笑。その後、再び東の進路で、塩湖を走る。白だった塩湖の道も、次第に茶色が混じり始める。いよいよ塩湖ともおさらばだ。あぁ、最高に楽しい気分をありがとう。今までで、一番気に入った場所だよ、ウユニ塩湖!

 Colchaniの町に入り、そのまま25kmほど離れたウユニの町へ。このウユニに向かう道も、砂交じりの砂利未舗装道。塩湖の上は、なんて走りやすかったことか・・・また塩湖に戻りたい衝動を抑えつつ、ウユニの町に向かったのでした。

 お昼過ぎにウユニの町に到着。久々に、人が溢れる場所に来て、嬉しい反面、若干戸惑いも・・・さて、宿にチェックインをして、これからどうしようかと悩む。実は、これから、チリのサンペドロ・デ・アタカマに行きたいのだが、ウユニからサンペドロ・デ・アタカマに抜ける道というのが、世界一悪路だが、世界一美しいと言われている道。ウユニに向かう砂道でウンザリしているオイラは、もう悪路は走りたくないというのが正直なところ。が、世界一美しい道と聞いちゃったら・・・うずいちゃうんですよねぇ、チャリダー魂が・・・