Vamos a Salar de Uyuni
再び塩湖へ!

2009.11.24 / Bolivia (Uyuni~Chuvica) 本日移動139km(自転車0km走行 : Total 16065km走行)
天気:晴 自転車折りたたみ:1
朝飯→パン 昼飯→ポヨ 夕飯→ポヨアサド / 宿→Puerto Chuvica:塩のホテル(ツアー)

(English)
  I entered to Salar de Uyuni again.



(Español)
 Entré de nuevo a Salar de Uyuni.
 大好きな塩湖へ再び!今日から二泊三日でウユニ塩湖を抜け、チリのサンペドロ・デ・アタカマ方面へ向かうツアーに参加です。朝10時半集合だったのだが、オイラは自転車を積まなければならなかったので、早めに集合場所へ。荷造りした荷物たちは、トヨタのランドクルーザーの天井に乗せられた。炎天下の中、高い標高の地点へ向かって走ることになるので、一応パンク対策として、タイヤの空気を抜いておいた。

 今回のツアーは、日本の代理店(?)ということもあり、日本人がほとんど。一年間の世界一周中というモトキ&ユキさんの木原夫妻と、会社の休みを利用してボリビア旅行へ来たというヒロシさんとユウスケさん。そして、唯一日本人ではない、スイス人のNina。オイラと、ドライバーのエディを入れて、計7人でランクルに乗り込んで塩湖&宝石の道を爆走するのだ。

 車はまず、ウユニの町からちょいと離れたところにある列車の墓場へ。町から自転車でも十分いける距離ではあったのだが、ツアーに含まれていると聞いて、あえて自分では行かなかったのであった。ここには、錆びてしまった列車がゴロゴロ。おそらく蒸気機関の列車ばかり。それにしても、ある意味廃棄物処理場が観光スポットになっているのだから・・・ちょっと複雑な想いがする場所です。

 列車の墓場を後にして、オイラが自転車でヒイコラいいながら通ってきた道を逆戻りしながらColchaniの町へ。町へ到着すると、塩の生成工場へと案内してくれた。オイラは素通りしてしまったColchaniの町も、ツアーに参加すると、なかなか見所ある町だということが分かる。こういう自分では気づけないところに気づかせてくれるのが、ツアーのいいところです。ちなみに、生成工場で聞いた塩の値段はメチャメチャ安かった。まぁ・・・そこらへんにころがっていますからね、塩。が、外に出てみやげ物屋に並んでいた塩は1袋1ボリ。観光客向けにちょいと値段が上がってます。

 さて、Colchaniを後にして、いよいよ塩湖へ突入。そのままインカワシ島へ向かうのかと思いきや、温泉というか、冷たい水ではあるのですが、水が湧き出ている場所へ連れて行ってくれた。う~ん、ここも素通りしていたなぁ、オイラ。そして、塩のホテルを経由してインカワシ島へ。前回インカワシ島へ来た時は、水を買うだけに寄っただけだったのですが、実はこの島、島内を巡って、島の頂上から塩湖を一望できるというトレッキングコースがあったのです。15ボリの島上陸代を支払って、いざトレッキング開始。サボテンがニョキニョキ生えているこの島の風景はちょっと変わっていて面白い。それにしても、オイラが自転車で来たときには、ここ、ほとんど人がいなかったのに、ツアーで訪れたら、人だらけ。ツアーだと、皆だいたい同じ時間に行動するから、人が集中するのかなぁ。

 トレッキングから戻ると、エディがお昼ご飯を用意していてくれた。実は、この時点で15時。もう腹ペコで腹ペコで。オイラはガッツリ食べたのですが・・・ほかの皆さんは意外と小食。そう、高地にくると、胃があまり働いてくれなくなるので、普通はお腹が減らなくなるもんなんです。食べ過ぎると消化不良でお腹壊しちゃうし・・・オイラは今までの経験から、4000mが胃が働かなくなる境目みたいなので・・・4000mまではガッツリ食べることにしているのですよ(笑)

 食事の後、インカワシ島の周囲の白く塩が広がった場所で、トリック写真の撮影会を開始。遠近感があやふやになる塩湖の上では、距離差を利用して、大きさをごまかしたトリック写真を撮るのが楽しみの一つ。自転車で来た時、一人だとうまくいかなかったんで、仲間がいるツアーではぜひとも撮っておきたかったのですよ。靴を車に見立てて塩湖をドライブしている姿とか、巨人に踏みつけられている姿とか、ペットボトルの上で踊っている姿とか・・・いろいろ挑戦したんですが、これ、撮ってもらったとしても結構難しいということが判明。というのも、真っ白な塩湖の上、照り返しの光も強すぎて、デジカメのモニター画面がはっきりと見えなくなっちゃうんですよ。ピッタリとあわせないと微妙な写真になっちゃう構図を狙うと・・・なかなかね。

 トリック写真撮りをひとしきり楽しんだ後、今夜泊まる宿へ。塩湖の南側の畔にある塩のホテルへ。概観はレンガ作りっぽかったので、入る瞬間は「えぇ~、塩のホテルに泊まるんじゃないのぉ?」と思っていたのだが、入って一安心。天井からぶら下げられた塩のシャンデリアが素敵でした。