Cataratas de Iguazu (Argentina)
これぞイグアスの滝!

2009.12.23 / Argentina (Puerto Iguazu) 本日自転0km走行 : Total 16993km走行
天気:晴時々曇のち雨 ネット:1
朝飯→ラーメン 昼飯→手作りバーガー 夕飯→ピザやアサドなど / 宿→Hostel Park(30ペソ) ☆☆

(English)
 I went to Iguazu Fall of Argentina side.



(Español)
 Yo fui a cataratas de Iguazu.



(Português)
 Eu fui para cataratas do Iguazu.
 今日はアルゼンチン側からイグアスの滝を見る。アルゼンチン側、ブラジル側と比べて、たくさんの遊歩道があるらしいし、さらに、滝つぼ突入ボートツアーなどにも参加するつもりだったので、今日は自転車を置いて、バスで向かうことにした。

 プエルト・イグアスの町から20kmほどバスに揺られ、ナショナルパークに到着。入場券を購入してパーク内へ。アルゼンチン側のパーク内には、電車が走っており、パーク内はこれに乗って移動することになる。早速乗り込み、いざ悪魔ののどぶえへ。と、電車を降りたら、ペンション園田で一緒だったヤスヒロくんとユウコさんに遭遇。オイラがペン園を出発した日に同じくペン園を出発したというお二人。バスから走っているオイラ達を見かけて声をかけてくれたらしいのですが・・・ぜんぜん気づきませんでした、すいません。さて、お二人と話しながら、緩やかな川が足元を流れる遊歩道を歩き、辿り着いた悪魔ののどぶえ・・・

 いきなり水しぶきを全身に浴びるという洗礼を受け、

 「グゥォ~」という物凄い音の咆哮に、他の全ての音はかき消され、

 スローモーションのように緩やかに流れ落ちる(ように見える)ものすごい水量の水にひたすら圧倒される

 ・・・いやはや、昨日見たイグアスはなんだったんだろう、と思っちゃいました。ス、スゴイです、これはもはや<滝>という言葉では当てはまらない気がする・・・大瀑布、これぞイグアスです。いやはや、もう、想像を遙かに超える大迫力。吸い込まれてしまいそうな感覚を覚えつつ、しばし呆然と滝を眺める。はぁぁ、この大迫力はどういうアングルでシャッターを切ろうとも、写真にはおさまりきりませぬ。ちっぽけなコンパクトカメラに撮られてしまうようなスケールの滝じゃないんです。全身で感じないと、捉えきれないこのスケール。いや、全身で感じても捉えきれないかもしれない・・・ずぶ濡れになりながらも、動くに動けない。この滝の圧倒的な迫力に、オイラは完全に動きを止められてしまったのでした。

 どのくらいココにたたずんでいたのだろうか・・・ずっとここに留まっていたいという感情を振り切り、戻ることに。遊歩道を通り、再び電車に乗るべく、駅へ。次の電車が来るまでしばし時間があったし、お腹もすいちゃったので、朝、宿で作ってきたバーガー弁当を食べることにした。群がる蝶たちと戯れながら昼食タイム終了。ちょうど電車が来たので、乗り込む。トレイルがある次の駅へ向かう途中、悪魔ののどぶえへ向かう電車とすれ違った・・・と、向こうの電車に、マサくんとレイコさんが乗っているではないですか!お互い手を振り、一瞬のすれ違いの間にコミュニケーション。いやぁ、それにしても、イグアスでのこの知り合い遭遇率はなんなのでしょう。

 さて、次の駅に到着し、トレイルを歩き始める。まず歩いたのはLower Trail。滝の下側に向かうトレイルです。このトレイルを歩いて行くと、滝つぼに突入するスピードボートに乗れるボートツアーの発着場に到着するのだ。ボートツアーを目当てに歩いていたのだが・・・このトレイル、歩いているだけでも楽しい。次から次へと目の前に現れる滝の風景。アルゼンチン側のナショナルパークの方が、滝を楽しむという点でもイケてる作りになってる気がします。そして到着したボート乗り場。事前に100ペソで購入しておいたチケットを出しボートへ・・・と行きたいところであったが、このボート、メッチャ濡れるという噂。水着に着替えて乗るのがベスト、と聞いていたので、ズボン&シャツを脱ぎ、水着スタイルに。荷物や服は、貸してくれた防水バッグにつめ、救命ジャケットを着てボートへ。そして、ボートは滝へ向かって出発!最初は写真撮影タイムで、水しぶきがかからない程度まで近づく。その後「カメラをしまって!」という掛け声がかかり、エンジン全開で滝つぼへ・・・うひょ~、目が開けてられないほどの水しぶき。そして、滝風であろうか、風圧もすごくって、息もしづらい。滝の真下は危険すぎるみたいで、滝の傍に近づいただけにも関わらずこのパワー。いやぁ、あの悪魔ののどぶえの真下ってどれだけのパワーが注がれているのだろうか?人が入ったら、一瞬でつぶされるんだろうな、きっと。

 あっという間に楽しい滝つぼ突入ツアーが終了。案の定、びしょぬれ。水着に着替えてて大正解。降りてから、再び服に着替える。そして、再びトレイルを歩き始めたところ・・・「ヨシさ~ん」と呼ぶ声が。声のするほうを見ると、ウユニツアーで一緒だった木原夫妻が!実は、ウユニツアーでお二人と「イグアスでまた会いましょう」と約束していたんです。話していたら、ちょうど同じ頃イグアスに到着しそうだということが判明したんで。で、メールでやりとりをしていて、ちょうど今日、夕飯を一緒に食べることになっていたのですが・・・パーク内で会えちゃうとは。滝の前でお二人と一緒に記念撮影して、これからボートに乗るというお二人と一旦お別れ。その後、オイラは、Upper Trailへ。滝は下から見上げてナンボでしょう・・・上から眺めるのはオマケ程度かなと思って最後に歩いたこのUpper Trail、いやぁ、滝を上から眺めるということがこんなに素晴らしいものだとは。美しく連なる滝が見れて、最後まで飽きさせない。アルゼンチン側のイグアスは、一日たっぷり楽しめまっせ。

 大満足のニコニコ顔で帰りのバスに乗る。プエルトイグアスに到着して、宿に戻り、シャワーを浴びる。汗びっしょりかくんですよ、暑いんで。一息ついて、木原夫妻と待ち合わせしている場所へ。近くのレストランに入り、夕食を食べながら、お互いの旅話で盛り上がる。ウユニで別れた後、ウシュワイヤに飛び、パタゴニアを見てきたというお二人にパタゴニアの魅力をタップリ話していただきやした。早くパタゴニアに行きたくなっちゃったじゃないですか、これからしばらくブラジルをブラブラすると決めたばかりなのに(笑)。そして、話は展開し、最後には、幸せに生きるとはみたいな話にまで発展して・・・いろいろと考えさせられる夜となりました。モトキさん、ユキさん、またどこかで会えることを楽しみにしてますよ!