(English)
Today is first day of Carnival.
(Español)
Hoy es primero día de Carnaval.
(Português)
Hoje é primeiro dia de Carnaval.
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さぁて、待ちに待ったサルバドールのカーニバルの始まりデス。サルバドールへ来て一ヶ月半弱。なんかあっという間に過ぎてしまったような気がする。
昨日の晩、染め上げた後、定着液に着け、外干ししていた衣装も乾き、当日にてギリギリ完成。そうそう、衣装は、基本的にボンフィンの時に作った衣装をベースに、切ったり、染めたりして使いまわしているんです。祭ごとに新たに作ったりはせず、再利用。地球にも、お金にもやさしい、エコなんです。
朝ごはんを食べ、早速街へと繰り出してみた。さぞかし賑わっているだろう・・・と思いきや、意外に街はまだ静か。昨日よりはデコレーションが進んでいたけど、まだ作業途中って感じ。ペロリーニョ、セー広場を抜けて、カンポグランジの方まで散歩してみたんですが、まだまだ祭前って雰囲気。オイラはこの雰囲気好きなんですけどね。嵐の前に、少しずつ街が高揚している雰囲気が。で、その作業風景で、気になったのが、通り沿いにならぶ店の入り口。どこもかしこも、ベニヤ板やら材木をトンカンと打ち付けているのです。祭の期間、特に、パレードが練り歩く通り沿いは大変なことになるようで、店の入り口をそのままにしておくと、メチャメチャにされてしまうようなのです。ベニヤ板や材木はそのメチャメチャにされるのを防ぐための予防策。う～ん、でもちょっとやそっとのガードでは、焼け石に水のような気もするのですが・・・
そして夜、ちょいとオフレコ事情なことがありつつ、カーニバルで盛り上がるカンポグランジへ。サルバドールのカーニバルは、主に３会場に分かれてパレードが開催されるんです。一つは、今日訪れているカンポグランジ。二つ目は、オイラ達が年明けを迎えたバーハ海岸沿いの道。そして三つ目が、＜ナタカトシア＞が練り歩くペロリーニョ周辺。この三会場をブロコと呼ばれるグループを一単位にして、カーニバルチームが演奏しながら練り歩くってワケなのです。このブロコ、大きなチームだと、大型のトレーラー車が先導して、その後に演奏隊が続きまして。そして、ブロコごとに、太い麻紐で囲われ、その麻紐を何人ものガードマンが持って一緒に移動し、演奏隊の中に、一般人が紛れ込むのを防いでいるんです。この辺、演奏者に配慮したシステムになってまして。イエマンジャの時に人で溢れる通りを練り歩いたゲリラライブは、ホント進むのが大変でしたもん。端の方で演奏してた人は、「オレにも演奏させろ」と目立ちたがり屋の地元人に楽器をしばしうばわれちゃったりして・・・まぁ、そういった地元の人たちとのフレンドリーなやりとりもパレードのオモシロさの一つではあるし、ナオヤさん的にも、日本人がここ、バイーアの地でパレードをやらせてもらっている中、入りこんでくる地元の人たちを排除して、日本人だけで盛り上がっているのはイヤみたいで、来るもの拒まずといった接し方で、これまでの二回のパレードは決行していたのです。
いやぁ、それにしても、パレードは盛り上がる盛り上がる。道脇では麻紐の中に入ろうとして取り押さえられる人、盛り上がって喧嘩しちゃって、ポリスに取り押さえられる人たち・・・まだまだ初日でこの様子ですから、もっと盛り上がるという中日以降はどうなっちゃうのでしょう？
明日はいよいよ、ペロリーニョでのナタカトシアデビューパレード。気合が入ってきたぞっと。
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