Viagem de ônibus
丸一日バス旅

2010.03.03 / Brasil (~Brasilia) 本日1461km(自転車0km走行 : Total 17129km走行)
天気:晴時々雨 自転車折りたたみ:2
朝飯→クラッカー 昼飯→ポルキロ 夕飯→フランゴプレート / 宿→SOF HOTEL(60レアル)☆☆

(English)
 I travel by bus.



(Español)
 Viajo en autobús.



(Português)
 Eu viajo através de ônibus.
 朝起きたら、目の前に、コンモリとしたテーブルマウンテンらしきものが・・・あまりの絶景っぷりに思わずカメラを取り出し、シャッターをきる。そして次の瞬間に思ったことは、あぁ、やっぱり、この道は自転車で走っておきたかった・・・なんどかバスワープしているオイラ。今までは、なんだかんだいって、自転車では相当厳しい道のみバスに頼っていたので、バスに乗っていても、まぁここはしょうがない、という納得感があったのですが・・・この道は・・・走ろうと思えば走れたんです。しかも、素晴らしい景色がみえる国立公園が道路沿いに広がっているということも知っていながら。単純に楽しようと思っちゃったんですよねぇ。その安易な思いに猛反省です。

 その後は、ひたすら、緑が続く平坦な道をひたはしるバス。iPodに入れておいた<オスカーニーマイヤー>のビデオを鑑賞して、ブラジリアへの期待感を高める。ビデオが終わると猛烈に睡魔に襲われ、ウツラウツラとうたた寝。途中、昼食休憩で起こされた。起こしてくれたのは、バスの前方に座っている数人のブラジル青年達。彼ら、オイラにしきりと話しかけてくれまして。とはいうもの、2ヵ月半もブラジルにいるのに、ポルトガル語、相変わらずサッパリなんですよぉ。半分以上、会話の内容が分からず、とりあえず、身振り手振りでなんとかコミュニケーション。コーラやら飴をさりげなく振舞ってくれて・・・ナイスガイなやつらです。

 さてさて、丸一日バスに乗り、ブラジリアに到着したのは、20時過ぎ。本当なら、まだ明るいうちに到着し、自転車で宿探しにいくつもりだったのに、出発の遅れのせいで、到着した時刻には、すでに周囲は真っ暗。自転車でブラブラする時間帯じゃありませぬ。ターミナル近くに宿があれば、と思ってインフォメーションで聞いてみるも、ちょっと離れたところまでいかないと、宿はない、と。大抵、ターミナル周辺には宿はあるもんなんですケドねぇ・・・しょうがないので、最終手段のタクシー頼り。一旦フル装備した自転車でタクシー乗り場まで行って、運ちゃんと交渉。近くの安宿まで運んでいってくれるというので、再び自転車を折りたたみ、積み込む。最初、フル装備の自転車姿で交渉している時には、「この自転車をオレのタクシーに乗せるのか?乗るのか?」と嫌そうな顔をする運ちゃんも、自転車を折りたたんでみせると、表情が一変。喜んで、みたいなテンションに変わるのが面白い。

 で、安宿に連れて行ってくれと、くどいくらいにお願いして連れて行ってもらった宿、値段を聞いてビックリ。一泊60レアルと。30くらいまでなら出そうと思っていたものの、その2倍の額を提示されるとは。宿の主人に聞くも、タクシーの運ちゃんに聞くも、この辺にコレ以下の宿はないとのこと。えぇ~、ブラジリア、どんだけ宿代高いんですかぁ・・・しょうがないので、今晩一泊だけは、この宿に泊まることにしたのでした。明日は、安宿探しから始まりか。