Visto brasileiro
ブラジルビザ延長

2010.03.16 / Brasil (Campo Grande) 本日自転車0km走行 : Total 17361km走行
天気:晴のち雨 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→プレート飯 夕飯→焼きソバ / 宿→Campo Grande YH(25レアル)☆☆

(English)
 I went to Police to extend the visa.



(Español)
 Fui a Vigilar para extender la visa.



(Português)
 Eu fui Manter a ordem para estender o visto.
 ようやく今朝、晴れたので、ポリシア・フェデラルに行くことにした。ブラジル滞在を延長するためだ。パラグアイのエンカルナシオンで90日ビザをもらったんですが、イグアスで出たり入ったりしたため、二度目の入国をした今回の滞在は、87日しか居られないことになっている。で、今回の滞在、今日で、83日目。そろそろ出ないといけない時期なんですが・・・ご安心を、ブラジル、一回だけ滞在延長申請ができるのですよ。まだまだブラジル生活を満喫しようと思っているオイラ、最大のさらに90日の滞在許可をもらうべく、ポリシア・フェデラルに向かったのでした。

 宿のオネェサンに教わったとおり、通り沿いにあるスーパーマーケットを曲がると、その裏手にポリシア・フェデラルがあった。入り口入って、「ビザの延長で来たんですけど」と言うと、親切なおじさんが、手続き部屋まで案内してくれ、順番待ち番号札も抜き取って渡してくれた。

 待たされること1時間・・・外国人パスポートコーナーには、オイラの前に、一組の家族しかいなかったにも関わらず、1時間作業。一体どんな大変な処理をしてるねん、と思ってみていたら、やり取りの半分が、雑談の模様。まぁ、ここはノンビリ待つしかない。なんてたって、ブラジルですから、ここは。

 ようやくオイラの番になり、係のオネェサンにパスポートを提出。しばらくパソコンを打ち込んでいたのだが・・・ポルトガル語でなにやら質問してきた。なんとなく分からなくもないのだが、変な答えをしてしまうと、滞在延長許可がおりなかったり、おりたとしても30日に減らされてしまうなんてこともあるらしい。そんなことになると、この先の計画がパーになってしまうため、「英語でなんとか話せませんか?」とお願いしてみる。すると「ちょっと待ってて」と、オネェサンは部屋の奥へ。しばらくしてオネェサンと一緒に出てきた小太りのオジさん「ナイストゥミートユー」と握手を求めてくる。手を握り返した途端に、英語での尋問が開始されたのでした。カンポグランジではどこに泊まっているのかとか、これまでの3ヶ月、ブラジルのどこへ行って何をしてきたのかとか、これからブラジルのどこに行くつもりなのかとか、日本で何をやっているのかとか。これ、つじつまが合うようにキッチリ答えるのが大切デス。

 ホテルにわざわざ電話をかけて確認するっていう手の込んだ作業までしていただきまして、無事、オイラの身元確認終了。「おめでとう90日許可するよ」と小太りオジさんに言われ、ホッとする。その後、オネェサンから、延長料金67レアルの振込み用紙をもらい「ここの目の前にあるスーパーで支払ってきて」と。スーパーか・・・ATMでもあるのかなぁと思いながら行くも、ATMなんてない。あるのは、レジのみ。あいているレジが一つあったので、「これはどこで支払えばいいんでしょう」と聞いたところ、「ここでやってあげるわ」と、バーコードを読み込み、手続きをやってくれたのであった。へぇ~、ブラジルでも、日本みたいに、公共料金をこういうところで支払えるようになっているんですねぇ。

 スーパーでもらった振込みレシートを持って再び、ポリシア・フェデラルへ。レシートをオネェサンに手渡し、手続き完了。これで晴れて6月中旬までブラジルに居られることになった。う~ん、でも弓場農場で1ヶ月働いて、サンパウロ・リオ、そして、レンソイス・マラニャンセス国立公園観光なんてやっていたら、あっという間に3ヶ月なんて経ってしまいそうだ。これ以上の滞在は・・・不法滞在をするしかないんですが・・・

 そうそう、ブラジルって面白くて、不法滞在している人に対して、何年かに一度恩赦が出て、ブラジル永住権が与えられるんですよ。不法滞在をしているってことは、それだけ長くブラジルに居るってワケで、そんなにブラジルが好きなんだったら、ずっと居させてあげるよ、という太っ腹な恩赦。ただ、この恩赦、いつ降りるかはわからないんで、待つしかないのですが・・・永住権欲しさに、不法滞在しながら何年もブラジルに居るって人、結構居るらしい。