(English)
I work in the farm.
(Español)
Trabajo en la granja.
(Português)
Eu trabalho na fazenda.
|
|
今日も、配達作業のため、朝3時に起床。配達は週に二回、火曜日と木曜日にやるのだ。前回で大体の段取りをつかんだオイラ、積極的に、トラックにケースを運び込む。
出発して、前回同様、ガソリンスタンドで、トラックの燃料補給がてら、オイラ達も、弁当を食べてパワー補給。「これ、ヒロの弁当ね(弓場ではヨシさんがもう一人いるので、オイラはヨシヒロもしくはヒロと呼ばれているのだ)」とダイゴから渡された弁当をあけてビックリ。大きなおにぎりが8コも入っているではないですか。配達用に作っていただくお弁当、実は、朝昼、2,3回に分けて食べるんです。で、前回、入っていた4つのおにぎり、朝だけで3つ食べてしまい、ちょっと物足りなかったんで、帰った後、ダイゴのお母さんに「弁当どうだった?」と聞かれた時「あの倍くらいの量は食べれますよ」なんて答えちゃってたんです。で、ダイゴのお母さん、そんなオイラのコメントをちゃんと考えてくれていて、きっちり、倍の8個のおにぎりを詰め込んでくれてまして。ありがたいです・・・「その量はいくらなんでも多すぎはしないか?」と突っ込むダイゴとヨシさんでありましたが、朝昼3回に分けて、きっちり、おいしくいただきました。満足満足。
さて、話を配達のトラックに戻しまして・・・メチャキレイな朝焼けを横目に見ながら、最初のスーパーに。到着。店の前で待っていたジョンと挨拶をし、作業開始。眠いし、ちょい風邪気味の体で、ついついボーっとしがちなのだが、そこをなんとかがんばって体を動かす。
作業は、前回とほぼ同じ。今回は作物にトウモロコシが加わってたケド、大変さはあまり変わらず。
さて、なんだかんだで移動時間が長い、この配達作業。トラックの中で、話をしたり、仮眠をしたりしながら、移動しているのだが、このトラック内での会話で、人に対しての好き嫌いの話しになった。結構好き嫌いをハッキリさせるダイゴに対して、オイラは「割と、嫌いな人っていないかなぁ」と言ったところ「それって、鈍感に人と接しているだけでしょ」と、ズバリ。素直なダイゴ、たまに、本質を突いた言葉を投げかけてくるのです。そう、人に対して、あまり嫌いな感情を持たないオイラは、多分、人とある距離感を作って接しているんだと思うんです。それは、敏感になり過ぎてちょいと辛い思いをすることが多かった若かりし頃、人と距離をとり、感覚をぼんやりさせて人とすることで、生きるのが楽になることを発見し、それ以降、鈍感に接するようになってしまったオイラの処世術。日本社会では違和感を感じることのなかったこの処世術も、旅にでて、違和感を感じるようになってきて。この旅をしているうちに、この人と距離をとる接し方ではイカンなぁと思ってきたところではあったのですよ。そんなことを薄々感じていたところであったので、なんか、その辺をダイゴに指摘されて、ちょいとハッとしてしまったのでした。
人との距離感について、じっくり考えてみようと思いつつも、3時に帰ったら、猛烈に眠気に襲われ、そのまま、6時の夕飯までひたすら昼寝。
配達は、日常のサイクルとズレるんで大変です・・・と言いたいトコロなのですが、ちなみに、ダイゴは、毎日夜学に通って経営学を学びながら、この配達作業をこなしているワケで。いやいや、弓場の人たちは皆さん、働き者です。オイラがいかに今までぬるま湯な生活を送っていたのかということをヒシヒシと感じさせれらてしまうのですよ。
あぁ、なんかいろいろ考えさせられるなぁ、弓場での日々は・・・
|
|


|