(English)
I work in the farm.
(Español)
Trabajo en la granja.
(Português)
Eu trabalho na fazenda.
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本日、空は雲ひとつない快晴。心地のよい風を感じながら、朝一の仕事として向かったのは、水曜日に草取りをした、小さい芽が顔を出し始めている新しいオクラ畑。広い畑は、一日二日でカルピ(雑草とり)を終了させることができず、何日にも分けてやることになるのです。この新しいオクラ畑も、本日で三日目のカルピ作業とのこと。この、オクラ畑のカルピ、オクラの小さな芽と雑草の区別をするのがややこしかったり、オクラの隣に雑草が生えていて、エンシャーダ(鍬)でオクラを残しながら草だけを刈り取るのは至難の技だったりして、肉体的だけでなく、精神的にも疲労する作業なんですよ。たまーに、刈るべきではないオクラの芽を刈っちゃったりして・・・
作業自体は、大変なんですが、青い空の下、大地を耕すというのは、なんだかとても気持ちのよい行為でして。こんなふうに、土を耕していると、なんかこの星とつながっている感覚がして心が落ち着いてくるんですよ。「地球にやさしく」と環境問題が騒がれている昨今ですが、正直、そんなにピンときてなかったんですよ。なんか概念として耳には入っていたけど、実感がともなわないっていうか・・・でも、農作業をするようになって、ホント、地球のことを考えるようになってきている自分がいるのを感じるようになってきました。ヨシさんに、アル・ゴアの<不都合な真実>とか借りて読み始めちゃったりしてね。
途中、畑の隣に植わっていたスイカを採れたての状態で、いただいたりして。きついながらも、皆で和気藹々と楽しみながら(?)やってるのでした。まぁ楽しむ余裕があるのは、最初のうちだけなんですけど(笑)。やっとのことで広かったオクラ畑のカルピが終了。一息いれて向かったのは、食堂裏の野菜畑。トラクターに乗せられて到着した野菜畑は、モウモウと雑草で覆われていたのでした。で、まずはモヤシ畑のカルピから。午前中には到底終わりそうもないこの畑を見て・・・ひょっとしたら今日は一日カルピ作業なのではと悪い予感が・・・そんな予感は的中するものでして。昼飯後、続行されたモヤシ畑のカルピ。モヤシ畑が終わったら隣にある花梅畑のカルピ。花梅畑のカルピが終了したら、フェイジョン(豆)畑のカルピ。フェイジョンが終わったら、マンジョッカ(芋)畑のカルピ・・・ぬはっ、やはり今日は一日カルピ作業で・・・後半の作業は、皆疲れ果て、自然と無口に。そんな中、最後のマンジョッカ畑のカルピ作業中、変なテンションで気合をいれていたコンちゃんの姿にツボってしまったオイラだったのでした。
で、そんな大変な作業だった本日、また新しい旅行者が弓場に来て、午後からカルピ作業に合流していたんですよ。初日からこの作業という、なかなか厳しい弓場の洗礼を浴びたのは、サワイさんというオイラと同い年の旅人。1971年生まれ。この年で長期旅している人ってあんまりいないみたいで、旅途中になかなか会わなかったんで・・・いやぁ、なんか嬉しい出会いですわ。
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